本棚の隅っこに隠れてた『ハイネ詩集』から
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『五月来たりぬ』
5月来たりぬ
樹も草も花咲きぬ
おおぞらの青さの中を
ばら色の雲は過ぎゆく
葉の繁る梢より
うぐいすの歌きこゆ
白き毛の子羊ら、やわらかき
クローバーの緑濃き中を飛ぶ
われ歌い得ず飛びも得ず
嘆きつつ草に臥す
ものの音を遥かに聴きて
定めなく思いにふける
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どんな状況であれ季節は美しく巡って来るのですね。
ハイネの時代から今も変わらず・・・。
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『五月来たりぬ』
5月来たりぬ
樹も草も花咲きぬ
おおぞらの青さの中を
ばら色の雲は過ぎゆく
葉の繁る梢より
うぐいすの歌きこゆ
白き毛の子羊ら、やわらかき
クローバーの緑濃き中を飛ぶ
われ歌い得ず飛びも得ず
嘆きつつ草に臥す
ものの音を遥かに聴きて
定めなく思いにふける
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どんな状況であれ季節は美しく巡って来るのですね。
ハイネの時代から今も変わらず・・・。