docomoの回線がパケ詰まりで遅い!?という話がありますね。
実感として、確かに遅い。
特に電車の移動中、電波はしっかり掴んでいても、表示が遅い、タイムアウト、白いまま、、なんてことがあります。
それに飽き飽きしてしまい、デュアルSIMでRakutenさんの回線も使うことにしました。
すると、今まで繋がらなかったのが、だいぶ改善!
そこで、電車の移動中に通信速度測ってみた。
docomo 川崎-横浜間
Rakuten 川崎-横浜間
docomoでは、電波掴んでても、通信できていない。Rakutenは遅いけど通信してる、という結果。
もう一回測ってみた。
docomo 横浜-保土ヶ谷間
Rakuten 横浜-保土ヶ谷間
移動しながらなので、計測時刻と計測位置は違うのですが、10秒ほと観察してる間、少なくとも、Rakutenさんは、0行進ということはほぼなく、docomoさんも通信してる時間は当然長かったですが、その合間に十秒待っても0行進の時間が散見されました。(0はその時のもの。)
一応docomoさんのいいところも。
横浜駅停車中はこんな感じ。
docomo 横浜駅
Rakuten 横浜駅
停車中は文句なく速かった!
アンテナピクトはフルで4本立ってるが繋がらない、という事象。これはパケ詰まりの直接の原因ではありません。
アンテナピクトは、電波の強さを表してるだけで、弱くても圏外でなければ【通信はできる】状態にありますが、【通信してる】かどうかは別です。
パケ詰まりが影響してるのが分かるとすれば、例えば、ブラウザのプログレスバー(細い線がどんどん長くなるやつ)です。
パケ詰まり問題は、電波をつかんでいるかでなく、通信できているかの問題なので、アンテナピクトは半分しか立っていない(電波が弱い)状態でもパケットがちょっとづつでも送られていれば、ブラウザのプログレスバーが伸びて進捗し、データは表示されまます。
このプログレスバーの進みがほとんどない、あるいは止まってしまっている状態だとユーザは繋がらない(通信速度が遅い)と感じるのです。ここでパケットが詰まって、届いていない、パケ詰まりでは?と考えるわけですね。
なので、今回のように実際にデータを流して、速度を測ると、通信してるか否か、通信していれば、どのくらいの速さで通信してるかがわかります。
この速度がブラウザのプログレスバーの部分と関係してるため、パケ詰まりしてそうかどうかを手っ取り早く見るのによいかと思います。
で今回の結果。
0になっている時間が長い、つまりパケットが送られててこない時間が長かったのは驚きでした。流石にパケットが届かない、ではモバイル通信としてはどうなのか。。
カバー率は9割以上だけど、それはそのメッシュの50%以上の範囲に電波が届くということだけで、データ通信可能な範囲とイコールではないということでしょうか。
電波でデータをおくるから無線通信事業なのに、データ送れないなら、ただの無線業。
サービスとしては半分できていないような。。
なら、契約不履行!なんて声も出てしまうかもですね。。
たまたま気になって即席で測っただけなので、テストとしては、いい加減ですが、こんなこともあるんだ、と見ていただければと思います。
4Gから5Gへの基地局切り替え整備は3Gより周波数が高く、通りが悪いので難しいと言われます。昔使ったことのある、当時つながり悪かったsoftbankさんや今の楽天さんは通信できる品質になりつつありますので、docomoさん、もちっと、頑張って欲しいです〜。