前日の夜から取水制限があり、当日も服薬以外では水分は摂れません。
朝、昼とご飯はナシ。
入院中は朝になると、ぐきゅーぐるるるるる…とお腹の音が聞こえてくるように。
つまり、お腹空くんです。
食べずに居ると、お昼前には空腹に慣れました。
慣れって恐ろしい…
手術中は麻酔を始め、たくさんの薬剤が投与されます。
しかし。
私の血管は薬剤により崩壊中。
採血にはベテラン看護師さんが志願してやって来る、という現状。
数日前の出来事です。
担当看護師さんが4回針射しても上手く行かず、「ホントにどうしよう」な状態。
新人看護師「ちょっとお待ち下さいね💦」
と、先輩看護師さんを召喚。
新人看護師「採血できる血管が無くて…」
先輩看護師「つきさんねー、アミオダロンかー」
つき「私の腕で技術向上に繋がるならどうぞ!!」
先輩看護師「(゜゜;)?大丈夫ですか?」
つき「大丈夫です。どうぞ!」
ここまできたなら最後まで行きましょう!!と言う心境です。
誰しも最初は素人です。難しい血管で練習になるのであれば、との思いもあります。
改めて腕を縛り、先輩看護師のチェックが入ります。
先輩看護師「ここ(血管)ならいける!」
新人看護師「いけますか?」
先輩看護師「大丈夫!自分を信じて!!」
後輩看護師「はい!」
その日は無事に採血ができたことを報告させて頂きます。
そんな状態の私の血管。手術用に針を刺しに来た看護師さんはほぼ私の採血専用となったGさん。
看護師G「手術用に2本射しますよー」
つき「麻酔とかですか?」
看護師G「麻酔と、点滴かな」
と、両腕をじっくり探します。が…
看護師G「…ごめんねぇ、無理だー💦」
つき「Gさんでダメならどうなるんですか?!」
看護師G「最終手段発動!ちょっと待ってて」
しばらくして。
医師A「明けましておめでとうございます(新年初)」
つき「明けましておめでとうございます?」
私の担当医師の1人、A先生。
看護師G「A先生でダメならエコーあてながら射します👍」
そんな状況でしたが、すんなりと終了。
つき・看護師G「ありがとうございましたー💦」
医師A「一応プロですから✨」
手術前に不安を覚える事態でしたが、終わりよければ全てヨシ。
あとは本番を迎えるのみ。