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わがまま きまま そのまんま

来てくださってありがとうございます 愛夢(あむ)

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23 コメント

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あなたへの愛 (タリ)
2007-01-08 01:53:41
こんばんは。

あなたへの愛が・・・積もっていく・・・きっと、雪のように融けずに、積もっていくのですね。
この間、散歩していたら梅の木があって、少し蕾が膨らんでたよ。
これ、毎年楽しみなんだ。

また咲いたら報告するね。
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雪の日は・・・ (JJJ)
2007-01-08 02:55:57
こんばんは、おはよ~。

とっても寒いです。。。
でも、ウリ地方はめったに雪は降らない・・・
暖かい海岸沿いだからでしょうか・・・

豪雪地帯の方達には申し訳ないけれど、雪は
憧れにさえなってしまうの。。。

見たいなぁ~、雪。。。
一緒に雪道を歩き、春を待ちたい・・・と伊都子は
思った・・・

あむちゃん、今日も素敵な詩と写真ありがとう。。。
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雪の日・・・2 (Hoo~♪)
2007-01-08 09:47:04
こちらも残念ながら、雪はあまり降らないの。

心の中で伊都子が、雪道を・・と思いながら帰った日から何日が過ぎた。
テレビの天気予報では、冷たい雨になると言ってたから確かに寒い。でも、底冷えのする寒い朝だわと思いながら窓の外を見ると・・・
 天使のような雪が空から舞い降り始めてた。
伊都子「あっ! 雪。今年初めての雪だわ。」
思わず声にしてしまった伊都子は、初雪を修と過ごしたいっと思った。
伊都子「もしもし・・・」
修  「もしもし・・」
伊都子「修。おはよう・・まだ、寝てた?」
修  「いやっ、起きてるよ。」
実際、修はまだベッドの中でフトンにくるまっていた。
伊都子「起こしちゃったら、ごめんなさい。あのね、窓の外見たら・・雪が降り始めていて・・」
修  「雪?」
伊都子「そう、雪が降っていて。。初雪の日にあなたと過ごせたらと思って、電話しちゃった。あとで、会えるかしら?」
修  「そうだな。 時間作るよ。電話待っていてくれよな。必ず連絡するから。。」
伊都子「うん。。待ってる。じゃ、あとでね。。」

伊都子は修と会えると思った瞬間、どうやって楽しい一日をふたりで過ごせるかと考え始めた。

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雪の日・・・3 (ROSE NEL BUIO)
2007-01-08 11:03:39
雪は 降り続く

もう お昼を過ぎたというのに 修からの 電話はない。

ちょっとの不安はあるが 修との逢瀬を待つ この時が 伊都子は好きだ。

「そうだわ」「あそこに行きましょ」「彼も きっと喜ぶと思うわ」

伊都子は 修の電話を待ちながら
身支度をし始めた。
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雪の日・・・4 (7です!^^)
2007-01-08 13:14:44
雪は やがて、止み

急に雲の間から 眩しい太陽の光が。。。

伊都子は 修からかかってくるはずの電話を待ちながら
そっと 窓ガラスに映る光の反射を眺めていた


<<<私達。。。このままで いいのかしら・・・!?>>>

今は いいわ。。。だけど、この幸せがいつまで続くのかしら。。。


と、思った瞬間

玄関のチャイムが鳴った

「 ピンポ~ン! 」

伊都子は少し濡れたアイメークを、素早く直し
玄関ドアを開けた  

そこには 頭のてっぺんに雪を乗せ はあ~はあ~と息の荒い修がいた

「伊都子!さあ~迎えに来たよ! 行こう!」

伊都子の手を取り走り出す修

そんな修の後を 必死について行きながら

「やっぱり この人について行こう!」と呟いた




 
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雪の日・・・5 (JJJ)
2007-01-08 18:37:18
でも・・・

「どこへ行きたい?」ちょっと首をかしげ、優しく聞く修の目には、お茶目な一面が・・・
伊都子は、こんな修が大好きなのだ。

「思い切って札幌は?」修は一瞬、戸惑った・・・
何日、かかるんだ・・・でも、いい、行ってみよう、札幌へ・・・

「時間は大丈夫?」・・・車で行けば、何日も
かかる・・・両親にも言っていない・・・でも
行きたかった・・・修と行きたかった・・・


決心したように、黙ってうなづく伊都子の肩を
修は、そっと抱いた・・・

行き先だけは、決めたけど、この先どうすりゃいい、お~~~~~~~~い、誰かたのむよ~
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雪の日・・・6 (ROSE NEL BUIO)
2007-01-08 19:24:00
そして ふたりは 札幌へついた。

やはり 内地とは違い 寒さで 震え上がったが ふたりは 一緒にいるというだけで 温かかった。

 伊都子と修は 車を降り 市電に乗ることにした。

この札幌の市電には 美しい韓国の男性が 運転手として働いているという噂があった。

おーーーいSUIkAっち
出番だぞ♪恋の町 札幌♪~
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雪の日・・・7!! (fu-rinnosuika)
2007-01-08 19:53:41
札幌・・・。
雪深いこの地は、真っ白な絨毯を敷いてふたりを待っていた。

日も暮れかかった夕刻、ふたりは黙って市電に乗る。
どこへ行くあてもないままに・・・。

「とうとう来てしまったね・・・」

修は伊都子の手を握ってそう呟いた。

 「ええ・・・・・・」

不安?いいえ・・・誰も知らないこの地まで
かれとふたりきりで来れた事の幸せで
伊都子は言葉を詰まらせた。

降りるあてもない電車・・・

終点についても、降りる気配のないふたりに、運転手は言った。

 「お客さん・・・終点ですよ」

伊都子は目をみはった。
だって・・・
呟いたその若い運転手は・・・
まさに自分の隣に居る、愛しい修にそっくりだったから・・・。
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雪の日・・・8? (Hoo~♪)
2007-01-08 20:17:51
修は、伊都子のびっくりとした表情を見逃さなかった。

修「伊都子、どうしたんだ?お腹すいたのか?」
修はこの先伊都子がどこか遠くへ行ってしまうような気がした。何故なんだ?この胸の痛さは。。
そんな事を何も知らない運転手は、またこう言った。

運転手B「お客さん! 早く下りてくれないかな。。オレ、早く会社に報告しなくてはいけないんだよ。」

伊都子はハッとして、我に返り・・
伊都子「あ!すみません。この市電は、車庫に入るのですか?」
運転手B「そうだよ。見ればわかるだろ」
 なんとなく無愛想に返答する運転手だが、あまりにも隣にいる修そっくりなので、伊都子はくすっと笑った。
修「どうしたんだい?伊都子・・」
伊都子「え? あっごめんなさい。この運転手さんが、あなたそっくりだから。。」
修「えっ!! 彼にそんなに似てるかなぁ? 」
伊都子「ええ、そっくりよ。双子みたいに。。」

この運命的な出会いの修と運転手B。これから起こるであろう嵐の予感。。このふたりは・・

いや~~!!サスペンス風になってきちゃった どないしよう
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雪の日・・・9!? (7です!^^)
2007-01-08 20:55:08
修「双子みたいだって!?」

そう伊都子に聞き返した修は その若い運転手の顔をまじまじと見た

運転手「なんなんですか!? あなた方は・・・
    僕の顔に 何か付いていますか!?」

修「お、お、お前は、!!!」

<ここでミュージックスタート

ジャン、ジャン、ジャ~ン
ジャン、ジャン、ジャ~ン
何処からともなく聞こえてくる 火曜サスペンスのテーマソング

伊都子「修さん、どうしたの!?」

修「お前は、もしかして。。。修二じゃあ~ないか!?」

運転手「 ええ、私の名前は、大田原修二と申しますが・・・あなたは!?」

修「おれだ!おれだよ! 幼い時に生き別れた修兄さんだよ」

運転手「 え”っ!!!」

その光景を伊都子は 目をパチクリさせながら 見ていた・・・

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