こちらの3頭が、
ノラ出身の猫さん親子です。
(写真は2012年くらいかな?)
一番奥:お母さん猫のまりちゃん
真ん中:息子のミーくん
手前:息子のラーくん。
野良ちゃんも 個体差があって、
猫さんによって 性格はそれぞれ...。
例えば、ミーくんはすごく社交的。
右側がミーくん。左は血のつながりのないスーちゃん。
ノラ時代には、
自転車で通りかかる私に
「ミャ~!(おばちゃ~ん!)」
って声をかけてきました。
これが 彼らとの2回目の出逢いで、
このミーくんからの挨拶がなければ、
保護するに至らなかった可能性があります。
ミーくんは 現在、抱っこもさせてくれるし、
私が出かける前はミャーミャーとまとわりつきます。
(出掛ける前に、メシくれにゃ?...かも?!)
そして、
まりちゃんは、おそらく生粋のノラ。
息子たちと比べて身体が極端に小さいけれど、幼少期に十分な栄養が摂れていたら、もっと大きく育っていたかも...?、と思います。
推測では、警戒感の強い母猫の元に産まれ育ち、
『人間は怖いもの』
と忠実に学んだのではないかな…?
ひょっとしたら、
その学習を裏付けるような怖い体験があったかも...しれません。
無駄な行動をせず、
必死で生き抜いて来たコなんだな~、って思います。
もし 無駄なことをするとしたら、
自分の息子や、スーちゃんを守るために、
私を叩きにきたり、睨みに来たりすることがあります。
*守る=爪切りや、通院のための捕獲(!)から...
血縁関係がなくて、
普段は全然仲の良くない(ように見える)
猫さんのことまで守りに来るって、
まりちゃんの愛情って本当にすごいと思います。
(悪者はいつも私です…(T_T) )
でも、まりちゃん、
こんなに警戒感は強いのに、
うちに来てすぐから、
私が子守唄や童謡を歌うと、
目を細めてリラックスしてくれたり、
声をかけると目を細めて答えてくれたり、
心の中では会話をしたりして、
気持ち的には何か通じ合っていて、
感受性は抜群だと思います。
でも、
未だに近づくとシャーシャー言うし、
絶対にお触り禁止!
なのですけれどネ♪
不思議な関係です。
そして、
そのまりちゃんの性質を受け継いでいるのが、
息子のラーくん。
ラーくんも、
基本的には「お触り禁止」なコでした。
でも、
体調を崩して受診してからは、
私への警戒心は急速になくなりました。
獣医さん曰く、
「これまで一番怖いはずの人(私)より、
更に怖い人(男の人間の獣医のボク=声デカい)がいる、と学習したからじゃないか?」
とのことです。
その他に、
薬を飲ませるために、
ラーくんと関わる時間が増えたり、
24時間体制でヒーリングをしたり、
ラーくんのために私が仕事を激減させて、
一緒に過ごす時間を長くしたり...、
ことなんかも、
関係しているかと思われます。
以前よりも触らせてくれるようになったり、
私の背中の上を横切って行ったり、
本当に距離が縮まりました♪ ^ ^
それから、
彼らが起きているときには、
私の半径2mくらいの場所にいることが多く、
私が徹夜して作業しているときには、
猫さんたち全員で起きて、
ずっと作業を見守って(見張って?!)くれています。
なんとも不思議な関係ですが、
私は猫たちの存在には心の真から癒されます。
リラックスチックなまりちゃん♪