けさの東京の最低気温は4度で、今季、一番の寒さだったとニュースで報じていました。
でも、すぐその後で、北国の猛吹雪の映像を見せられては、「寒い、寒い」などと嘆いてもいられませんよね。
だって、寒くても東京には雪も無く、それどころか青空と陽射しがあるのですから。
そんな青空を見上げながら、昔の事を思い出していました。
我が家では、夫が健在だった頃は、毎年、『ファミリーコンペ』と称して、ゴルフを兼ねた家族旅行をしていました。
(夫や息子、それに嫁まで、私以外の全員がゴルフをします)
『ファミリーコンペ』の主催者は私・・・と言いたいところですが、実質的には夫です。
そりゃあ、そうですよね。
経費全般を出しているのですから。
ゴルフのプレー代はもちろん、ホテルや交通費、そして、おまけの近辺の観光代をを含めると、大変な出費だったでしょう。
でも、今振り返ってみると、あの頃の夫は本当に幸せそうでした。
ゴルフの腕前も息子達より抜きん出ていましたし、経済的にも家族にこれだけのことをしてやれるんだぞと言う自負があり、家長として、あるいは父親としての威厳を保てたせいではなかったかと思います。
息子た達も心得ていて、父親を尊敬する素振りを見せていましたし。 (*^_^*)
そして、メンバーは家族だけとは言え、コンペですから一応の賞品が付きます。
それは、ディナーのメニューを、スコアが良かった者から順に、自分の好きな物を選べると言うものでした。
ただし、スコアの下位の者は、スコアが上位の者より高い物を選んではいけないというルールがあります。
だから、上位の者があまりに安いメニューを選ぶと、下位の者からブーイングが出たりして。 (*^_^*)
そんな風に、家族が子供のようにワイワイ騒ぐ姿を見ている私も幸せでした。
(帰ってからの、家計のやり繰り大変でしたが)
もう、ずいぶん昔の事のような気がします。
今日、息子達はお互いの仕事の都合を調整してゴルフに行っています。
きっと、以前の私のように、嫁がマネージャー役を引き受けて、息子達を取り仕切っていることでしょう。 (*^_^*)
親の出番は無くなりましたが、いつまでも、兄弟(嫁を含めて)が仲良く、ゴルフを楽しめる環境であって欲しいと願っています。
