出雲

出雲大社についたのは朝。
まだ眠い目をこすりながら松の巨木が連なる参道で手を清めこの旅が幕を開けた。
今、出雲は神在月。
神様が大集合してるのだろうか？と感覚を広げながら境内をふらりふらりと歩く。
巨大な藁の〆縄が印象的だった。
空が重く曇って雨が降り始める寸前、霞の様に流れた
オーガナイザーと今回共演するBharatanatiyamの小久保シュヴァさん、YogiのAmanさんと合流！

出雲の八雲蕎麦を頂き、いざ港へ。
そこにはゲゲゲの鬼太郎の世界が...水木しげるロードにおかしな妖怪のオブジェが点々とちりばめられていて
郵便ポストの上には鬼太郎が鎮座していた！

水路を上がって来たフェリーに小さな切符を手に乗り込み（二階から橋を渡って乗船します）、
思い思いの場所に荷物をおさめスペースを確保。後は寝転んだり甲板で風景を楽しんだりする楽しい時間。

船旅ってその響きだけでドキドキする！
グレーの曇りがちな暮れ行く空を見上げながら、美しいなと感動しながら、
あぁここはまだ放射能に犯されてはいないかしら？などと頭をよぎるのが悲しくもあった。

隠岐の島の一つ目の港でもっと小さなフェリーに乗換えたら、甲板には私達しかいなかった。
まだ5時なのに夕闇に光がぽつぽつと浮かんできれいだった。

島に着くと、そこには役場の人が迎えに来てくれていて、すぐに夕食の会に呼んで下さり良い時間。

つづく