インド服のお手入れ日和

夜風にのって庭の緑のいい香りがお部屋まで届きます。
昨日は良いお天気だったので朝からパンジャビドレスのお洗濯♪
あまりに強い風に飛ばされぬよう木に干してみたらなんかいい感じでした。

いくつか生徒さんにパンジャビをお譲りしたところなので、コットンのインド服のお手入れ方法豆知識を。
日本では全部自分でしなくちゃいけませんからね～。
インドでは自動洗濯機を使う家庭が限られてます。
多くの家では雇用機会を減らさない為とecoの為に古くから変わらずサーバントが洗濯してくれるんですよ。
カタックの稽古で使うようなパンジャビは、良質のコットンでテイラーがオーダーメイドしてくれるものがいちばん！既製品には無い手作りプリント(バティック染め)やオリッサなどの手織りのコットンはもう本当に一度使ったら手放せません。

けれど、お洗濯のポイントは「色落ち」と「劣化」対策です！
必ずといって良いほど色落ちします＆愛情をかけないと簡単に劣化します。
合成洗剤は使わぬこと。洗濯機は使わないこと。
ちなみにシルクはクリーニングした方がベターですよ。光沢や金糸など繊細ですから。

【コットンのインド服のお洗濯】
１．赤系と青系など色調ごとに分けておく。特に白色は要注意☆
２．水＆せっけんでやさしく手洗い。洗濯機などでガーガーやるとあっという間にコットンが劣化します。ビーズとかすぐ取れちゃうしね。
３．２度洗いでせっけんを落とし、すぐに干す。色褪せ防止に裏返して干すのがベター。干す時も色移りには要注意!!(私な何度も泣かされた事が・・・）
４．乾ききる前にアイロンをかけちゃう。インドコットンは粗いんでしょうね、汗の吸収は抜群。乾くのもすごく早いです。厚みのあるものは特に乾ききっちゃう前にアイロンをかければシワが気になりません。アイロンは熱くてもOK!但し、スパンコール類は溶けるのでミラー刺繍系も溶かさないように気をつけましょう♪

今年はインドコットンの夏服がいっぱいお店に並んでいるのでみなさま試してみてください☆

※６月の渋谷クラスではちょっとづつUsedのSaleします♪