インドのカタック舞踊☆東京ガラナ

インド古典舞踊「カタックダンス」舞踊家、振付家の前田あつこのブログです。カダムジャパン主宰。atsukathak.com

Amurut Manthan [Kathak] Kadamb Sishaの肖像

2009-03-24 | 公演案内 performance
民族舞踊がレストランやカフェで踊られることの多い今日このごろ。

私たちKadamb japanのメンバーがあえて「舞台」という空間で踊ることは
ひとつの挑戦です。

私が幼い頃,1stグルのヤクシニー先生は
「ヤクシニかタックの世界」を上演していました。
その度に、カルカッタからグル(師匠)のグル、Pt.Vijai Shankarjiが音楽家と来日されていました。

舞台から教わることの多かったこと!
無からひとつひとつ音と踊りを創り上げる至福の時間でもありました。
毎晩毎晩遅くまで稽古が続き、色々な作品が出来上がりました。
みんな仕事や学校生活をやりくりしながら舞踊に熱中して、充実した時間を過ごしました。

その積み重ねのお陰でkadambの舞台にも上がれたのでしょう。
Shri.Kumudhini Lakia jiの舞台はもっと真剣で、ストイックで、アーティスティックでエレガント。
その裏には沢山の稽古と充実したインドの環境がありました。

私がアムルートマンタンを積み重ねてゆきたいと思うきっかけはこの辺りにあるのかも知れません。
足下にも及ばない、小さな舞台だけれど、
今の私たちに出来るカタックという芸術にリスペクトを込めた
最高の舞台を創りたい。

シーシャとは、弟子,生徒という意。
私はKadambの生徒だということに誇りを持っていて、幸せなことだなって思っています。
色々あって私には3人の師匠がいるけれど,
1stグルも2ndグルも、3edグル、クムディニ・ラキア女史の生徒。
彼女の振付を踊ってきた舞踊家でした。
みんな知らず知らずのうちにつながっていたのです!
そして私の生徒たちもその教えを脈々とつないで行く担い手。
遠く,日本で。

毎週お稽古に通うKadamb Sishaさんたちは私とほぼ同世代なのですが、
すごく真摯にカタックに取り組んでくれています。
お稽古場や鈴(グングル)にご挨拶(ナマスカ-ル)してお稽古をはじめ、ご挨拶をして終わる。
こんな古典的なことも
みんな大切にしてくれています。

人それぞれ、例えば健康とかダイエットとか楽しみ...いろいろな理由ではじめるんだけれど
カタックが彼女の小さな幸せになっていて,
その小さな幸せがまた見る人を幸せにしていたりすると
私まで嬉しくなってしまって。

そんな嬉しい連鎖をつくれちゃうすてきな人たちが
集まっています。

月:Flow jojony(目白)クラスより
  壱弐参〉Kyayoi Amii
金:ヒラソル銀座ダンススクールより
  弐 参〉Yayoi Mami M.Inami
土:ヒラソル銀座ダンススクールより
  壱 参〉Kaori Yukako Miki Yuki Sayuri ...

どうぞお楽しみに。

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