自分が小学校5、6年生のときに
毎日の宿題で日記をつけるという宿題があった。
小学校の宿題で日記というのは
至極普通のことのように思うのだけれど、
当時のぼくからすればこの宿題がかなりの難敵であった。
というのも日記の内容についてかなり制限があった。
例を挙げると
•学校であったこと(授業や休み時間のこと)を書くことはNG
•前日と同じ内容のことを書くことはNG
•学校が終わって食べた夕飯のことを書くことNG
•塾や習い事を書くことはNG
…一体何が書けるというのだ!
この宿題のせいで夜なかなか布団に入れなかったことを今でも覚えている。
今となっては生徒一人一人の行動を監視するために書かせていたのだろうかなどと思うが、
あまりにひどい制限であったために、
日記というのはぼくにとって一種のトラウマにもなっているのも事実である。
このブログを書いている最中に思い出した。
小学生のころの宿題、あまりに書くことが無さすぎて
日記に嘘を書いている友達がいた。
台風がきたと日記に書いていた。
しかしその日に台風はきていなかった。
人(小学生)は極限状態に落とされると脳内に台風すら呼び出すモンスターとなるのかもしれない。
しょうもない思い出話。