なぜか、
今ここに生きていること事態が、とっても奇跡的に稀有なことに感じてしまった。
確かに、生きている人は地球上に数え切れないけど、
でも、
確かに、この瞬間に死に行く人もあるわけだし。
死なずに今という瞬間を、生きて迎えていられる。。。ってのはある意味奇跡。。。のような気がする。というのは、おかしい感覚か。
日に、何千人も何万人も死ぬ人間の中に、自分が入っていない。
一日は、平穏無事に過ぎる。
ありがたい。
自分が死ぬ・・・・そんなこと、普段考えないけど。
だって、身近にそういう人の死ってことって稀だから、あまり、考えてなかったけど。
それって、かなり、幸せな奇跡を生きている結果なのかも・・・ってちょっと考えた。
人は間違いなく死ぬ。
それは周知だけど。
どこかで、いつも死は遠い未来だ。
でも、遠い未来じゃなくて、
しっかり、そこに、目の前にいるっていう人生もあるんだよね。
どういう確率で死は来るのだろう?
半世紀生きた私は、どうも、そういうことに無関心ではいられなくなっている。
子どもの頃はまったく意識もしない感覚、感傷だと思う。私の親の世代はどうも、かなり淡々としていて、それほど、哲学的な意味を感じていると見えない。というか、そういうことを語り合えるっていう関係にないからね。
自分の死をどう捉えるか、って難しい。
でも、いつ、訪れてもなんとかOKよって、いえる状態にいられるだろうか。
そう、いえるようになりたいな。
イヤだけど、まあ、なんとかOKよ。
死にたくないけど、まあ、準備してたわよ。って、言えるように、頑張ろう。って思う、51歳の私です。