久しぶりに行きました。芸術の森美術館。
遠いよね~。
しかし、ここの隣にあった、市立高専に息子は五年間、毎日通ったのだと思うと、よく、頑張ったものだなあと、思います。
しかし、高専はなくなって、大学になった・・・・すごく残念。
で、
『クリムト・シーレ ウィーン世紀末展』を見てきたのです。
また、うちの母が、一緒に行きたいということで、一緒に見たのですが。
母は、現地の美術館に行ったことがあるので、クリムトの一番有名な壁画をもう一度見たいと思っていたらしく、
なくて、がっかりしていたようです。
だ~か~ら~。
適当に迎合して一緒に来たがるのは、どうかと。
現地で見てる人が、同じ感動をもてるはずないでしょ。なんで、来たがるかなあ~。
私は「パラス・アテナ」が見られただけで、良かったのですけどね。
クリムト兄弟はとても好みなのですけど、シーレは・・・・。
どうみても、美しくない。というか、やっぱり美しいのが好みです。
あの絵はどうみても、普通の精神で描いたものに見えないのよね。シーレ、確かヤクチュウだったらしいし、挙句にスペイン風邪で28歳の若さで亡くなったんだよね。
作品は残ったけど、あやかりたい人生ではないのだな。
先々週は「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」を鑑賞しましたが、あちらのほうがインパクトは強かったな。チベットの仏像はなんというか、艶かしさが、数段上というか、迫力がありました。
ちなみに、展示入り口で、「守りがみ」というおみくじ風のものがあったので、引いたら、
私は、
「ダーキニー」空飛ぶ智慧の女神・・・でした。
彼女は、気に食わないと男を食ってしまうのだ! でも、空飛べるらしいし、第3の目が、魅惑的。
しかし、髑髏杯はかなり、不気味でした。高僧の本物の頭の骨で作った杯。ってのは、ねえ。
人間を敷物にしてソノ上に座る神・・・っていう像もあったのだけど、これが、けっこう、きもい。
チベットの神様、仏様は、面白い。です。