ふりのリフォーム屋がやってきて、我が家があまりに、ひどい状態であると父に「どうにかしないとだめですよ…」と吹き込んだらしい。
まあ、確かに、かなりがたが来ている家なので、私としては、居候ながら住んでいるのが辛かった……ん…だよね。まじで。
で、なんとかリフォームできないかと、その業者に打診した父は、この家の根本的な欠陥を知ることになる。
基礎が厳しいんですよ。もろわかりで、常に地震に怯えていた私は、うんうん、と思った。
基礎をやり直すのに800万はかかるというのですね。まあ、それくらいいるだろうな。
父はそれは考えてなかったらしく(おい、おい)、ちょこっとやれば快適になると思っていたらしく……。
で、結論。
ほとんど新築に近いリフォームをするか、別の場所に引っ越すか、の選択を老いた父は決しなくてはならない状況に追い込まれている。
この地に執着しているのは父だけ。そりゃ、そうだ。ご近所付き合いなんて、どうでもいい、私と息子だし。
でも、リフォームにかかる費用がかなり高額。これじゃ、ここを売って(もちろん土地の値しかないけど)ほかに引っ越したほうが、安く上がりそうなんで、悶々としているのだ。
父の意向を無視することは本意ではないけれど、決断するのは父に任せたいとは思うのだけれどね。(というか、父は人の意見を聞いた例がない。こいつがね、長年、私が彼を嫌いじゃないけど、好きでもないっていう感情を持たせた原因だよなあ。なんというか、理解できない部分が多すぎるっていう、感覚。ちなみに彼は血液型B型、私がO型。息子A型。力関係は私が有利、だけどね。B型って変だよねえ!!! どうしても、理解できない私。
さて、私としては、かなりこの土地に飽きている。
20年近く住んだなんて初めてのところだし。成り行きで、戸籍もここに移したくらいだから、まあ、愛着がないではないが。……。
私と息子はどうでもいいかあ。って思っている。じいちゃんがどうしてもここにいたいというなら、それでもいいし。
だけど、暑い夏に窓が全開できないのは、どうかと……。常に床が斜めなのはどうかと……。せめて、地震、震度5に耐えてほしい構造がほしいと……。
だからなあ、リフォーム代にあと500万あればねえ、っていう金額を、諸手を上げて「私出しますよ」って言えないというか、言いたくない。
出せないことはないけど。
できれば引っ越したいってのが本音だから。ねえ。
なんか、かなり、生活の垢がたまっている。ここらで全部清算したい気分。今までも、屋移りをするたびに、ちゃんといるものといらないものを振り分けてきたから、なんとか、いい具合でいられたような気がする。
それが20年弱。長すぎたよ。と思う。
まあ、ここの地盤がしっかりしていれば、問題なかったことではあるけれど。
さて、どうなることか。
父の決断はいかに。
やっぱり、ここにいたいのかなあ~。
リフォーム屋ってなんか信用出来ませんね。
でも何処へ引っ越そう~なんて考えるのも楽しそうです。
で ふと考えてみました 今度引っ越すなら何処がいいかな?って
第一候補は京都の淀です。
競馬場もあるし(笑)
しかし、住めないかも……で、の、引越しですからねえ、あまり楽しくありません。
もし、遠くまで行けるなら、雪の少ないところが断然いいですね。そして、歩いて一分くらいのところに、温泉があったらいいなあと思います。
ああ、温泉、行きたいなあ~。