薔薇の吐息2014

前ブログから引越しをよぎなくされ、流れ着いたおばさんのひとりごと

老いのカタチ

2015-02-03 22:45:19 | 日記
私も、年をとったな、と日々思う。

体の節々、特に腰は慢性的に痛いし、老眼は進んでなかなか本が読めないし、開けた戸を閉め忘れるし、言い間違えはするし……………

髪は薄くなるし、ちょっと体を動かすたびにため息出るし、書こうとした漢字が出ないし…………

もうすぐ還暦だし!

よく生きた。と思う。本当にそう、思う。でも、まだ生きる気は満々だけど(笑)




さて、話題は、
私よりも、感慨深いのは母が老いた。ということ。



独立独歩で、
自由な道を選んで出奔した、
聡明で、
興味旺盛で、気持ちが外へ外へと向かっていた人だが、さすがに79歳にして衰えてきたようだ。


「掃除機のゴミの捨て方が分からない。取り扱い説明書がないから」と言っていた(この物言いの時点で、まあ、おかしいとは思っていた、私)

ので、ネットで探せば取説なぞ、すぐにわかると思い、iPad片手に母の自宅に行って見てみたら…………

何のことはない。

見れば解決。それほど難解な操作が必要なはずもなく………

私には、すぐにできてしまった操作だった。
簡単操作で、ゴミ、ポン! 終了!

でも母はずっと悩んでいたのだ。この操作に。

ちょっと前まではそんなことなどなかった。




最近、やたらと、「何かいいことない?」と聞いてきたのは、ひょっとして何かのサインか?



冬だしなあ~
私だって憂鬱だからなあ~と、思いながら、母の老いを感じるのだった。

老いは人によって、進行も形も違うだろう。
母の老いは年相応なのかもしれないが、子供としては、いつまでも、かくしゃくとしていて欲しい。
戦える先達として、いて欲しい。

まあ、難しいよね。

私はどうだろう。
まだ、戦えるかな、息子と。


大甘な私には、無理かな(笑)









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