薔薇の吐息2014

前ブログから引越しをよぎなくされ、流れ着いたおばさんのひとりごと

母子家庭の憂鬱

2008-12-03 21:08:21 | 日記

母子家庭ってけっこうたいへんなんですよね。

まあ、父母どちらが欠けるにせよ、同じでしょうけど。

私の場合は母子ってことで。

息子がある程度、分別がつく年になるまで、母親でありながら私は、でした。

というか、厳しく躾けるというか、鞭打つというか、そいういう部分は他の人にやってもらえないって、ことかなと思います。

けっこう、厳しい親でしたね。今、思えば。

その決意は死を覚悟ってくらいでした。

道を外れれば、死んでも糺す・・・ってくらいの覚悟で息子には対峙する。

私の根底にあった思いです。だから叱るときは真剣でした。全身全霊で叱りました。通じていたかどうかはわかりませんけどね。

父親役ってけっこう大変です。

確かに私の父も身近にいたわけですが、これが、やっぱり爺さんで、孫は子とは違う。

父親の厳しさを求める位置にいなかったんですよね。仕方がありません。

しかし、どんなに厳しく接しようとしても所詮、私は母親で。どこか詰めが甘い。

というか、物凄く甘い。あま、あま

子どもが可愛くて、可愛くて・・・・・。

厳しいくせに、めちゃ甘い・・・の両極を持ちながらこれまで育ててきたわけです。

だから、今回、大阪くんだりまでやることに対して、

かなり、内心、頭にきてます

自立させたい、けど、辛い目にはあわせたくない。

この綱引きは、永遠に母親を苦しめるテーマというか、命題というか、何だろう、宿命?

こういうとき、本当の父なら、きっとスパッと息子を送り出すんだろうなあ・・・と思いつつ、母は、なんか、この話ちょっとダメになったらいいのにと思ったりする。

はあ~~~。

ダメ母です

いつまでも親は傍にいるわけじゃないし、(私の場合ありがたいことにいますけど)サポートできるわけじゃなし、ちゃんと自立して生きていけるように子どもを未来に向かわせるのが、本筋ですよね。

そういう意味で、じりじりといびったのは私ですしね。

わかってます。わかってますけど、、、、、

かなり、厳しい、『空の巣症候群』の、母が私です。

こ憎たらしい餓鬼でクソッタレな息子なら、清々って思えるんですけどね、わが息子、けっこう可愛いんです。バカで世間知らずでオタクだけど、優しいし。

話が通じるというか、同じ感じの趣味だし。

やっぱり、かなり、物凄く、喪失感が・・・・・怖いです。

私自身が前向きになってきている今でよかった。と思います。まあ、私の状態が良くなかったら、息子を追い出そうなんて思わなかったとは、思いますけどね。

さあて。

息子に依存してきた母の再生を、なんとか、やらなきゃっ!  ははは。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (けいこ)
2008-12-05 16:09:03
こんにちは
寂しいお気持ちわかります。
私は早々と親からは自立してしまいましたが、母は寂しかったのかなあ?

息子さんもいずれ結婚して、お嫁さん寄りになるのですから、今から少しづつ慣れていかれては。 ルカさん、ご自身の恋愛は?
まだまだ引退する年ではないかと。 (ちょこっと失礼)
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ありがとうございます、けいこさん。 (ルカ)
2008-12-06 09:40:36
ありがとうございます、けいこさん。
私も自分自身がどうだったかというと、あまり寂しくもなく巣立ちしたほうだったので、親の気持ちなんて考えませんでしたから、まあ、こんなもんなんでしょう・・・くらいにしかわかりません。

恋愛ですか?
はははは。もうとうに面倒になってしまってます。
理想的な人が現われるなら別ですけど、こちらから求めてってことはないような気がしますねえ。
あ、お茶のみというかおチャケ(酒)のみ友達はほしいです。
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