父、再退院

再び、退院を果たした父ですが、

せっかく家に帰ってきたというのに、どうにも、弱気発言というか、もう、軽いうつになっているかも・・・発言を連発しております。

「見えないから、生きていても仕方がない」（視野が狭まって、暗く、ものが見えずらいらしい。色彩も分からない状態らしい）

「あのまま、死んでたほうがまし、、、」

「家に帰ってきても、何もできない、することもない、興味がもてない、たのしくない」

等々。

きっとわがままな要介護老人になりますなあ。こりゃあ。

いや、いや、本当にうつなら、言葉にしない・・・はずなので、、、、多分、それしか言いようがなくて、繰言を繰り返しているのだろうと思います。

うつになると、何もしたくなくなりますが、父のように、自分の不自由をまたは、弱気発言をするのは、まだまだ大丈夫なのかもしれません。

しかし、めちゃ、うざい。

年を取るとプライドも捨てていくのでしょうか。

辛いと、愚痴が止められないのでしょうか。私もそうなるのかと思うと、少し、暗くなります。

父の性格上、うつにはなりようがないと思うのですが。　　　‥‥どうかなあ。

こうなると、死すべき時が来ていたのに、無為にその時を取り上げてしまったのでは、と、ひどく、救った周辺の人間である、私は、悩みます。（あ、こういう考え方は異端なので、きっと、私だけの感覚だと思いますが）

人は天命を持っています。多分。私はそう思っています。だから、死すべきときに死ななかった人間は、どこか、困った状況になるような気がするのですよね。でも、まあ、「死すべきとき」なんてことは、いつなのか、誰にも分からないんですけどね。

まあ、どんな事象も、偶然で必然だから、父にも生き伸びたこれからの時間を大事にしてほしいのです。

できれば、楽しく生きてほしいと思うのですが・・・