もともと、あまりそりの合わなかった父で、あるからして、
彼が認知症だとはわかっていても、その言葉にいちいち、かちんとくる私。
このごろ、進みました。ひどく。
父のことについては、なかなか、書けなくてお茶を濁していたけど、そろそろ、語ろうかなあ、、、、なんて。
短期記憶がだめなのは、脳梗塞の後遺症。
二度も起こした脳梗塞で生き抜いたのはいいのだけれど。
たぶん、連れ合いが入院したことが堪えているのか、このところ、ひどく、記憶がなくなる。
入院したことも、忘れる。
どうしていないのか、聞いてくるから答えるけど、三分後にはまた同じ質問。
おい、おい
今、言ったろうが・・・・
で、きついのが、離婚した母と、今の連れ合いさんとの混同。
で、もっと、きついのが、その娘さんとの混同。
父の中では、もはや、区別がつかないって感じなのだなあ。
かろうじて、間違えないのは孫のこと。
さすがに、内孫的だったから、私の息子は大丈夫のようだ。
しばらくあってないなあ、言に、またしても、おいおい!
昨日、さんざん、話しただろう! それすら、忘れるか・・・
こんだけ記憶があいまいなのに、食べたりするのは、普通にできるし、歩ける。
まあ、まだいいのかな、そこは。
デイサービスをフルに活用しているけど、
送り出すまでの会話に精神が疲弊する。
そこに
愛は
ないなあ。
というか、私には、ないなあ。
認知症って、なんとなくはわかっていたつもりだったのだけど、いざ、こういう場面に直面すると、
けっきょくあまりわかってなかったって、思います。
父の場合、本人もよくわかっていて、きっと、すごく遣る瀬無いんだろうなあとは、想像できても、父の苦しさは本当の意味で理解できていないから、
私は、なかなか臨機応変に対処できないんですよね。
不肖の娘です。
しかし、何度も何度も同じことを繰り返して答えるってことは、
かなり、
つらいです。
が、これで、あなただれ? ってことになったら、
冷静に、うまい具合にやれるのかどうか・・・
ボケと、認知症はまったく違うのですねえ。
症状が進むと誰かわからなくなるんでしょうねえ
記憶がなくなると人間っていったいなんなんだろうって思いますよ
恐い病気ですね
私の母親は普通のボケで物忘れはありますが
脳の機能的な症状はないからボケ老人といったところです