
足尾調査
今日7日は、日本共産党の塩川てつや衆院議員や群馬、栃木両県の党の地方議員団とともに、日光市足尾銅山跡での調査に参加しました。
調査では14ある堆積場のうち源五郎沢、簀子(すのこ)橋の2カ所の堆積場と中才浄水場を視察し、古川機会金属から説明を受けてきました。
源五郎沢では、3月11日に発生した東日本大震災によって、同日中に崩落し渡良瀬川に流出した堆積場を視察しました。
源五郎沢堆積場の崩落によって渡良瀬川に流出した堆積物は撤去して原堆積場に移動。
川の側の線路のすぐ上までずり落ちてきた堆積物は、源五郎沢堆積場内にフレコンに詰めて置いてありました。
原堆積場への移動も源五郎沢堆積場内での移動も4月23日までに完了したとはいえ、現地を見るとやはり不安になります。
簀子(すのこ)橋堆積場は、真下に日光市足尾総合支所(旧足尾町役場)など公共施設や住宅地が広がります。
震度6弱の地震まで耐えられるそうですが、震度6強以上の地震が起きたら…やはり不安はつきません。
これらの堆積場の下には渡良瀬川があり、下流には太田市や桐生市、みどり市などの取水口(水源)があります。
11月1日には、太田市議会で環境を所管する市民経済委員会も足尾調査を予定。私も委員として参加します。
今日の視察をふまえ、さらに詳しく調査と聞き取りをしてきます。
地元の人たちは、堆積場から水分を抜いたり、崩落防止のための防護柵や排水管の設置などを要望しています。
太田市にとっても重要な課題です。
私たち日本共産党市議団も塩川てつや衆院議員とともに安全対策の万全な実施を求めて力をつくします。
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