孤立を防ぐ‐自治体の取り組み（上）‐太田市の見守り隊‐「赤旗」2012年12月25日付より

（写真）太田市の見守り隊を報じる「しんぶん赤旗」12月25日付

  太田市で今年10月に発足し11月からはじまった市職員による「お年寄り見守り隊」。その取り組みが本日付の「しんぶん赤旗」社会面に掲載されました。

　2005年3月の尾島、新田、藪塚本の旧3町と旧太田市の合併後、現在まで約250人の職員を削減しているもとで、通常業務もこなしながらの見守り隊は職員にとっては負担の多い仕事だと思います。

　しかし職員がみずから高齢者を訪ね生の生活実態に触れ、声を聞くことは大きな意義があります。

　今後の課題としては、2015年度までにさらに職員を150人削減する計画を撤回し職員増に転じることで、市民サービスの担い手としての仕事に職員が力を発揮できる体制を強めることが求められます。

　同時に、高齢者を訪問する役割を担っている「ふれあい相談員（市の出先機関である15の行政センターに27人配置。市社会福祉協議会の嘱託職員）」の増員と正規化も重要です。

  ツイッターやフェイスブックにも写真をUPしましたが、UPした写真では記事本文が読み取りづらいので、撮影したままのサイズの写真をUPします。

  記事では、市元気おとしより課（見守り隊本部）の内田実参事や菅間健司課長補佐、市民生児童委員協議会の塚田政雄会長など民生委員さんのコメントを掲載。

  12月22日付の東京新聞にも掲載されていますが、今月20日、見守り隊の訪問時に異変を察知し、民生委員さんと連携しトイレで倒れていた86歳の女性を発見し入院となったケースも掲載しています。

  党本部のホームページにこの記事がUPされていないことあり、写真はちょっと文字が読みづらいかもしれませんが、とにかくご覧いただきたいと思います。

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