9日の市議会・教育福祉委員会では、新年度の国保税改定・統一案が報告されます。
改定・統一案は、資産のない人に値上げしながら、資産のある人に値下げする傾向となることが明らかになりました。その特徴は以下のとおりです。
1.医療分・資産割を現行30%から15%に引下げ。
2.介護分・資産割6%は廃止。
3.後期高齢支援分は据え置き。
4.旧太田は医療分・所得割を0.2%引き下げ。
医療分・均等割は1,000円引き下げ。
医療分・平等割は据え置き。
5.旧3町の医療分・所得割は据え置き。
医療分・均等割を3,000円引き上げ。
医療分・平等割は据え置き。
6.介護分・所得割を0.3%引上げ。
介護分・均等割は2,000円引き上げ。
介護分・平等割は1,000円引き上げ。
(旧3町、旧太田とも)
(介護分は09年度より統一済)
2010年度 太田市国保税 改定表
※傾向は以下のようになると考えられます。
1.旧太田では、固定資産税が課税されている人は値下げの傾向。
固定資産税額がない場合は、所得にもよるが値上げの傾向。
2.旧3町でも、固定資産税額が十数万円なら、おおむね値下げの傾向。
固定資産税額がおおむね10万円以下なら、値上げの傾向。
固定資産税額が5万円ほどでも、低所得の単身者なら値下げの場合あり。
3月議会で可決か
今回の国保税改定は、今月22日から3月18日まで開かれる3月議会に議案として提案されます。
私はもちろん、反対の論陣を張り、低所得者の負担を軽減する方向での国保税の改定・統一を求めて力をつくします。
国保税率・税額
所得割
確定申告時の収入から算出した所得(税控除前)から国保基礎控除33万円を控除して算出した所得に課税。
資産割
前年固定資産税額に課税。
均等割
1人あたりに課税。
医療分と後期高齢者医療支援分は国保加入世帯のその家族全員が課税対象。
介護分は国保加入世帯のその家族のなかの40歳~64歳までの人が課税対象。
平等割
1世帯あたりに課税。
医療分と後期高齢者医療支援分は国保加入全世帯に課税。
介護分は40歳~64歳までの人がいる国保加入世帯に課税。
※参考までに国保税の試算表をUPします。
ご参照ください。
(国保税は百円未満切り捨てです)
試算①
3人家族 うち40歳~64歳2人
課税所得 1,300,000円
前年固定資産税額 80,000円
試算②
4人家族 うち40歳~64歳2人
課税所得 2,000,000円
前年固定資産税額 150,000円
試算⑤
1人家族 うち40歳~64歳1人
課税所得 0円
前年固定資産税額 0円
試算⑥
2人家族 うち40歳~64歳2人
課税所得 245,0000円
前年固定資産税額 0円
旧尾島町 試算①②
旧尾島町 試算⑤⑥
旧新田町 試算①②
旧新田町 試算⑤⑥
旧藪塚本町 試算①②
旧藪塚本町 試算⑤⑥
旧太田市 試算①②
旧太田市 試算⑤⑥
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