元検事の証言不自然 大河原裁判

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  群馬県警から不当に懲戒免職された元警部補の大河原宗平さんが国と県に対して、懲戒免職処分の取り消しと損害賠償を求めて裁判をたたかっています。

  何人もの私の知人がこの裁判のたたかいを支援していますが、大河原さんは、群馬県警の裏金づくりをマスコミに告発していました。

  同氏を支援する私の知人たちは、懲戒免職は裏金づくりの告発が原因ではないかと考えています。

  現在に至るまでマスコミは、いっさいこの事件を報道しません。

  日本共産党群馬県委員会ホームページ内「ぐんまトピックス」よりお伝えします。

2010.4.26
元検事の証言不自然
大河原裁判
日本共産党群馬県委員会ＨＰ 
「ぐんまトピックス」より

　元群馬県警警部補の大河原宗平氏が国と県に対して懲戒免職処分の取り消しと損害賠償を求める裁判が26日、前橋地裁で開かれました。

  公務執行妨害で逮捕された同氏を不起訴（起訴猶予）処分にした櫻井香子検事（当時）が証言しました。

　櫻井氏が大河原氏を不起訴にした理由として「事案が軽微」「公務執行妨害の事実を概ね認め反省していた」と証言したのに対し、原告側弁護団は大河原氏が逮捕当日の警察での取調べに対して「体当たり」の事実を明確に否認していたことや検察での取調べでは供述していないこと、検察は「体当たり」したとされる場所や暴行行為の内容を特定できていないなどの矛盾点を指摘しました。

　裁判後の報告会で清水勉弁護士は「これまで出ている証拠などと照らし、櫻井氏の証言はかなり不自然。今後の裁判でも矛盾点を追及していく」とのべました。

  大河原氏は「裁判は長引いているが最後まで頑張っていく」と語りました。

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