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9月はイベントが続きます。9月23日はお彼岸です。彼岸は春
と秋の年2回あります。多くの人がお墓参りをしますし、祝日に
もなっています。
お彼岸の風習で人々がお墓に行くようになったのは江戸時代から
と言う事ですが、法要という行事の形では806年頃から行われ
た様で長い歴史を持っています。
彼岸と言う言葉は仏教から来ていますが、現世=此岸に対して、
あの世・極楽浄土=彼岸として極楽に行けることを願っていたこ
とが根底にあるようです。
仏教でも最初は自分の精進を大事とし、一般民衆を極楽に導くと
言う発想はありませんでした。日本に最初に伝来した頃も貴族階
級の政治や文化の中へ入っていくと言う形で普及していました。
鎌倉時代あたりから、民衆のための宗教というものが広がり、そ
の頃普及した浄土宗や浄土真宗が勧めた阿弥陀仏信仰の対象であ
る阿弥陀仏がいると言われた西方浄土=極楽と言う思想が広まり
ました。
彼岸には太陽がほぼ真西に沈むと言う1年の中でも特別な日に当
たり、西の方角が極楽の方向をイメージさせ、彼岸が日本人の心
の中に根付いていったのかもしれません。
9月23日は彼岸と言いましたが、正確には秋彼岸の中日になり
ます。彼岸は9月20日の彼岸の入りで始まり、26日の彼岸あ
けで終わります。今年は都合により9月20日にお墓参りをしま
した。今日は朝から雷を伴う雨が降り、1日中続いたので20日
にお参りしていて良かったと思いました。
お彼岸と言えば墓参りとおはぎです。お寺からもらった写真のよ
うな広報を読みながら食べました。素朴な和スイーツですが、ど
んな高級なスイーツにも負けていません。子供の頃はおはぎがあ
るので、お盆より楽しみにしていた記憶が残っています。
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