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鳶石とは何でしょう?

2010年11月10日 | 社会
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鳶石


鳶石の説明


いつも車で通りすぎるところにちょっとした石が置いてあります。
何気なく通り過ぎることが多いのですが、信号の少し手前と言う
事もあり、たまに信号のある交差点が込んでいたりすると、ちょ
うどその前で車が止まることがあり、遺跡らしいことは囲いがし
てあることでわかります。

前橋には、これよりずーっと大きい飛び石なるものがあります。
それは群馬大学医学部のそばにあり、浅間山の噴火による石だと
言われています。

子供の頃から、そちらの方が有名だったので、石 → 遺跡 と
見ただけでこちらの小さい石も赤城山の飛び石か、と勝手に思っ
ていました。

先日、そこまで歩いて見たので確認してみました。行って見て分
かったことはまず、飛び石ではありませんでした。「鳶石」と書
いてあります。鳶石とは聞いたことがありません。

飛び石だと思っていたのですが、鳶石であり、とんびいしと呼ば
れていました。しかも噴火とは全然関係が無かったのもビックリ
です。

説明によると昔利根川が現在の位置とは違ったところを流れてい
て、旧市街と呼ばれるところは川だった様です。その昔の利根川
を渡った船を留めておくためのつなぎの石に使っていたとありま
す。

鳶石がある場所は細井と呼ばれ、赤城山の裾野が終わる感じの所
で、そこから南は大きく一段と下がった様になっています。鳶石
の場所は昔の利根川の川岸だった様です。

また、そこには対岸の川岸にも同様の石があると書いてあります。
その位置はと言うと、ここの鳶石から南西方向に3.2km先の
国道50号から坂を下った所になります。

前橋付近の国道50号は昔の利根川の川岸だったのですね、国道
50号と国道17号が交差する位置から東の方向へしばらく50
号の北は一段と低い地域が続いている理由が分かりました。

それにしても川幅が3.2kmとは、今と比べると相当広かった
様です。50号の方の石は、またいつか紹介したいと思います。

良く分からないのが何故、鳶石と言うかで、説明にも書いてあり
ません。鳶の色に似ているからでしょうか? それとも、鳶が、
くるりと..と言う表現があるので、くるりと綱を回す石だから
か、全く違うのか、少し調べましたが分かりませんでした。

鳶石は何も語らず静かに佇んでいましたが、何十年もの間、近く
の事でも気が付かない事はあるものだと教えてもらいました。そ
の近くには秋の訪れを感じさせるカラスウリの赤い実が崖にぶら
下がっていました。鳥の鳶とカラスは仲が悪いそうで、しょっち
ゅう喧嘩していますが、石と赤い実の鳶とカラスは争うことも無
くおとなしく並んでいました。

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