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オゼと言う名が付く植物が幾つかありますが、このオゼヌマアザ
ミもその一つです。アザミは野原でも山でも良く見かけます。こ
の仲間は世界で約150種、その内日本では60種あると言うの
ですから日本はかなりのアザミ大国です。普段はどれを見てもア
ザミで済ましていました。
今回尾瀬にオゼヌマアザミがあると知って実際に行ったとき、気
を付けて歩いていたら見つかりましたが、ひっそりと目立たない
ように咲いていました。アザミも上を向いて咲くものと下を向い
て咲くものがあります。私の地元ではジョウシュウオニアザミが
多く、下を向いて咲きますが、尾瀬のアザミはオゼヌマアザミも
他でも良く見かけるノアザミも上を向くタイプです。
オゼとわざわざ名が付くのは尾瀬に多く、他では見かけることが
希のために付けられています。特徴は写真で分かるように花を包
んでいる総苞と呼ばれている部分が針の様に棘となっている点と
葉にも棘があり、花の色も少し淡いような気がする点です。また、
総苞がノアザミの様に粘つかない点も異なっています。
アザミは漢字では薊と書き、鱗(総苞部分が)と骨(棘)をイメ
ージしたのでしょうか?ネットではアザミはあざむと言う驚くこ
とを表す言葉から来ているとされているようです。ただ、広辞苑
には「あざむ」は載っていなくて、「あさむ」が驚きあきれると
説名されています。いずれにしても昔からアザミの棘にはあきれ
ていたのかもしれません。
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