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亡くなった母が持っていた花ですが、今の家に引っ越す前の家で
は植木鉢で育てていたような気がします。今の家より車2台くら
いの駐車スペースの分程度庭が広かった事もあり、もっと多くの
庭木や草花を育てていました。全部を持ってくるのは無理と言っ
たのですが、多くのものが植木鉢の状態で今の家に持ってこられ
た様です。このハマユウもその一つで植木鉢を適当に置いていた
のが根付いたようで大きくなりました。
母はハマユウと呼んでいましたが、日本のハマユウは花がもっと
細く割れていて、ヒガンバナを大きくしたような感じの花でもっ
と暖かい地域でないと冬を越せない様です。調べて見ると写真の
ものは普通インドハマユウと呼ばれている園芸種ですが、本当は
アフリカハマユウを元にした交配種だと言われてみたいです。
ヒガンバナ科の花ですが、ユリ属でもあるからでしょうか、この
花はユリに良く似ています。しかし葉はハマユウと良く似ていて、
茎はネギの様に皮をはぐことができます。ハマユウは漢字では「
浜木綿」と書き、木綿(ユフ)とはコウゾの皮を用いた織物で花
の様子が木綿を垂らした様子に似ていると普通説明されている様
ですが、牧野博士によると茎に見えるものが本当は葉鞘が幾重に
も巻き重なって茎のように偽装されていて、はがすと白い紙状に
なり、この茎の衣をユフに見立てたものだとしています。
日本のハマユウは元々アフリカから海を渡って日本にたどり着い
たと言う説もあるようで、アフリカハマユウの園芸種も日本の浜
木綿も祖先をたどれば同じ先祖の株の子孫かもしれません。
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