ふと、北鉄バスが、10/17からSuicaが利用できると、ニュースを見た。
「読み取り機器の設置費用は約5千万円で、国がこのうち最大で3分の1を支援し、
残りを金沢市が補助する。北鉄はカード決済の利用手数料を負担する。」
と、明記してある。要するに市民の税金を使って、北鉄バスにSuicaを導入してあげるから、
北鉄バスは、日本鉄道サイバネティクス協議会に加盟して、ライセンス料を払って、
全国鉄道系ICカードで乗車できるようにする。ということです。
導入されるのは、「城下まち金沢周遊バス」で、観光客は非常に便利になる。
ただ、金沢市のお金を使い、あまり金沢市の人が利用しないバスに
導入するのはどうかな。
鉄道運賃は、膨大なパターンを瞬時に計算する仕組で清算するより、
今後、押し寄せてくるVISAやJCBのタッチ決済に情報を渡して、
清算してもらう仕組みであれば手数料のみで、導入の障壁も下がると思う。
誰もが利用できる仕組みであれば、クレカのタッチ決済で対応したほうが
良いと思うのだが、全国鉄道系ICに舵を切ったのはなぜだろう。