大阪と奈良を結ぶ鉄道として最初に敷設された
大阪鉄道、明治25年2月2日に開通した
柏原市峠(亀の瀬)・王寺間に設けられた
トンネルが、昭和6年~7年に起きた
大規模な地すべりによって、地中に埋もれたものです。

この地すべり対策工事中に、壊れてしまったと
思われていたトンネルの一部が偶然発見され、
幻のトンネルと呼ばれています。
汽車が走っていたので、トンネルも
煤で黒くなっています。
トンネル内に土砂が流れ込んでる状態のまま、
保存されております。

このトンネルを見学するには、
亀の瀬地すべり歴史資料室にて開催されるツアーに
参加しないと見れないです。
「亀の瀬ガイドツアー(約90分)」申込フォーム

ツアーでは、隧道だけでなく、
地すべり被害状況やメカニズム を学習しながら、
「排水トンネル」なども見学できます。

隧道を出たとこには、JR関西本線(大和路線)の
第四大和川橋梁を見ることができます。

ちなみにトンネル内では、48台もの
プロジェクターを設置し、光と音の演出があります。
季節毎に合わせて、映像も変わるそうです。
内容は、現地でお楽しみください。