義父が6月17日に永眠しました
88歳でした
ここ数年だんだんと食が細くなり、5月に入ってからは
ほとんど食べ物をうけつけなくなりました
病院に行くよう勧めましたが断固拒否
31日夜倒れ、救急車で搬送されて入院
点滴をするようになってからは回復の兆しもありましたが
今月17日朝 病室で再び倒れ 帰らぬ人となりました
『おれはやることはやった』
と言い切った義父は充実した人生を送ったのだと思います
葬儀の最後に故人の紹介がありましたが
一つ、初めて知ったことがありました
大正の終わりに生まれた義父は
旧制中学時にグライダー部に入部し
卒業してからも大空を飛ぶ夢を捨てきれず
福岡でグライダーの訓練を受けていた最中
終戦を迎えた ということを
その後は公務員になり 退職後は農業に従事
まさに晴耕雨読の人でした
農作業の合間 いつも草とりと読書をしている義父を見かけました
誠実で勤勉でやさしい
かっこいい義父でした
入院しているときに 心配なことは何? と聞くと
『草とり』と返ってきました
なので私は
これからは草とりに励もうと心に誓いました
先ほど 雨が降る前に2時間取ってきましたよ
お義父さん、88年間 大変お疲れ様でした
ゆっくり休んでくださいね
お義父さん ありがとうございました
ココさんも心なしか うつむきかげん、、、