コロンコロンのぱんじゅう

この日の小樽暑すぎましてね、33℃なんて嘘みたいな気温で。歩くので精一杯。
涼を求め、あまとうのクリームぜんざいを食べた小樽運河ターミナル。
ついでに、ここが本店という桑田屋のぱんじゅうも土産にした。

小樽では明治時代からある郷土菓子。店もいくつかある。
文明開化の中で登場した、パンのような皮の饅頭、で、ぱんじゅう。
見た目と焼き方はたこ焼きそっくり。味は、小さなおやき。

買った時はまんまるだった頭も、時間が経つと凹んでしまった。しょぼん。
種類が色々あり、黒白ゴマがもちあん、白糖がクリームといった具合に見分ける。
季節限定のチーズクリームも、普通のクリームも、とろりと零れるほど柔らかい。

別に、これ食べて育ったわけじゃあないけれど、懐かしいと言ってしまう。
素朴でほっとする甘さ。暑さも忘れ、られたらいいのに。
冷やしぱんじゅうもあったら・・・売れないか。