幻家post

絵葉書のように旅の味わいをお届け

京都東大路通のきつね

2014-04-25 | 甘くないもの
腹が減っても戦はできる。
いやむしろ、腹が満ちると動けない。
好き嫌いではなく食べられるものと量が限られるため、同行者がいると申し訳ない。

京都旅。夜の祇園に繰り出す前に、バス停すぐの店で腹ごしらえをすることに。
店名は忘れてしまったが、それなりに歴史のありそうな店構え。
暖簾をくぐる。先客一組。色紙が壁にずらり。好きなとこにどうぞと言われる。

メニューが豊富で、さんざん迷う。連れは温かい天ぷらうどん。
こちらは温かい甘きつねうどん。大きな揚げが載っている。
ちなみに、普通のきつねとたぬきもあったが、写真では違いがわからぬ。

客は小声でひそひそ、店員は大声でぺらぺら喋る、うっそりした店内。
出てきた出汁色はそう薄くもないが、カツオの風味が美味しい。麺は特徴なし。
揚げを頼んだことを若干悔いながら食い…。外に出ると狐色の月が出ていた。

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