なので、起業というカテゴリにしてみました。
定年を期に、第二の人生をどうするかと悩んで、再雇用は受けないと決めてから、再就職か起業かの二者択一でした。年金だけの生活は今の日本では不可能なので。
私は大学を卒業し、2つの会社を渡りました。私の卒業の時は就職氷河期で且つ私も真面目に就職活動をしなかったので、東証二部上場の会社に就職しました。10年目で次の一部上場の会社に務めました。世間からすればそれなりの収入を得ていたし、定年時には最高職位まで行っていたので、年金は平均以上だとは思いますが、それでも年金だけで生活はできません。子供も独立し住宅ローンも完済しているのにです。これはもはや日本政府の責任でしょう。
まあ、そう愚痴を言っても現実を見ないといけませんからね。
私は社外の活動が多かったので、他社に知り合いが沢山います。民間だけでなく役人もお付き合いがありました。なので、「そろそろ定年だわ」と言い出した約一年前頃、「うちに来ないか」という所が数社ありました。まあ、その時はリップサービスで言う人も多いので、まともに信じるわけにはいかないけどね。
それでも真面目に言ってくれる所があったので、話を聞きに言って条件も悪くないのでお願いすることにしました。
そこでは色々な業務形態がありましたが、彼らいわく、「xxさんはあちこちから仕事の依頼が来るだろうから、就職では無く、フリーの契約が良いんじゃない」というアドバイスで、請負契約ベースでお願いすることにしました。
次に、このような形態て仕事を受けるとなると、自分のポジションをどうしようかなとなりました。そうすると、やっぱり起業かなと。起業というと、株式会社、合同会社と個人事業主の選択肢があります。前者2つは法人でLLCなので出来ればそれにするつもりでした。やっぱりLLCは必要だよねぇ。
ただ、法人を選択すると、厚生年金加入義務が発生します。厚生年金に加入していると、特別支給の老齢厚生年金と収入を足したものが最大47万円を超えると超えた分は年金が減額されます。これを回避するためには厚生年金から脱退する必要があり、その為には、法人を選択する事はできないのです。なので、最終的に個人事業主を選んだ訳です。因みに、個人事業主は累進課税で法人は固定率なので、所得税が25%を超えるのなら、法人化を選んでいたと思います。まあ、そんなに収入はないと思っているのでそれはないなと。
あ、当然、収入と経費、控除は事前にestimateしてますよ。
特別支給の老齢厚生年金はたまたま私の年代が経過処置で受けられる特典なので特別です。特別支給の老齢厚生年金は減額されたとしても、将来帰って来ることはありません。65歳からの老齢年金は繰下げという仕組みがあるので、収入が多ければ繰下げを選択すれば良いのです。なので、二年後には事業を鑑みて法人にするかもしれません。
まだまだ書くことあるけど、今日はここまでにします。
あ、タイトルのニャンコは昨日あげた娘の猫です。別猫のようですよね。
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