この企画も次の大幅なファームウェアアップデートが来るまでは休止しようかなと思います
Z6Ⅱが発売されたのにネチネチとZ6について語っても、仕方ないですからね…
先に結論から言おうと思います。
Z6で戦闘機を撮るのは難しい。
まぁ分かってはいたことですけど、自分の腕では難しいというのが正直なところです。ではどこが向かないのか考えてみます
・連射時のファインダー像
これはZ6Ⅱで改善されているわけですが、高速連写(秒5.5コマ)でもワンテンポ遅れた画像が表示されるので、追いかけながらの撮影は難しいです。この辺りはやっぱりレフ機の方がいいなと強く思ったところです。最初の1コマで決められる自信がある方はノープロブレムでしょうけど、そんな自信はこれっぽっちもありません。因みにバッファがフルになって連射が止まった経験はありません。
・AFの精度
千歳基地の回でも書きましたが、逆光のF-15はかなり迷いました。そもそも逆光じゃいい絵にならないだろとも思いますが、順光時でもそれだけ信頼性が低いことになります。実際ダイナミックAFで順光のT-4から外れたことが何度かあります。ダイナミックAFも9点?の組み合わせしかなく、使い勝手も良くないです。オートエリアも背景にピントが持っていかれることがありました。
・グリップ感
個人的にはD500くらいのグリップ感の方が超望遠レンズとの相性はいいと感じました。
こんなところでしょうか。グリップ感以外はファームウェア次第で改善されるはずですが、公開してくれるのでしょうか。因みにEOS Rは7月以降新しいファームウェアは公開されていません…。ワイドエリア内の瞳AFはデュアルプロセッサの恩恵が大きくZ6には搭載できないなんて記事がありましたが、少なくとも動体追尾性能向上はしてほしいところです
では、百里基地で撮影した写真です。
オートエリアで撮影したT-4。ゴーヨンに1.4倍テレコンです。 AFが迷うことはありませんでした。
F-2B。連射するとどうしてもフレームの安定性は下がります。腕の問題でもありますけど…
F-2のお腹
F-2Bとドラッグシュート。こちらは556との組み合わせ。脚立は持っていなかったのでフェンスの上にカメラを持ち上げて撮影。ファインダーを覗けない状況でも像面位相差AFとチルト液晶のおかげでピントはすぐ合ってくれました。
もちろんZ6のいいところもあるわけで、EVFのおかげで露出の失敗が少なかったり、スローシャッター時の手振れ補正の効き具合であったり。ただそれを活かせる機会が私の場合少なく、現状Z6の苦手な被写体を撮っているのでこのような記事内容になっています。400mmや600mmのレンズもロードマップに記載されたので、動きものが得意なカメラの開発に目途が立ったのだと思います。その機種の発表されたとき「これは買うしかないな」と言えることを楽しみにしています。がんばれニコン
では
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