キャロット１歳馬の情報更新

キャロット1歳馬の情報更新もスタート。
1.5次、２次と次々に満口表示が増えておりますね。
好調なクラブですから、売れ行きも好調っていう訳でしょう。

早速、頓挫しちゃった仔もおりますが、皆、良い感じの成長です。


では、９頭の更新をまとめてどうぞ！



◆ディスカバリングビューティーの１１（父：ディープインパクト）

2012/8/31　ＮＦ早来
馬体重：395kg　体高：156.5cm　胸囲：169.5cm　管囲：20.5cm



2012/9/26　ＮＦ早来　馬体重：410ｋｇ
現在は厩舎内廊下とトレッドミルで常歩を行っています。
いかにも父の産駒らしいフォルムが浮き上がる馬体ですが、
実際に動かしてみると股関節の柔らかさや四肢の動きの安定感に目がいきます。
首差しのしなやかな動き、背中から腰周りにかけての引き締まった筋肉、
そして的確に地面をとらえ沈み込むような力強い歩様には実にいいものがあり、
父ディープインパクトから授けられたポテンシャルの高さが感じられます。
また、夏場の夜間放牧において豊富な運動量をこなしたことで
一回り逞しさを増してきたのも好印象です。
毎年のように関東リーディングで上位争いを演じる国枝栄調教師の下で
持てる素質を余すところなく披露してくれることでしょう。

予想通り、１．５次で満口となりました。
上が走っていないので盲点となっていましたが、私の中では期待の１頭です。
サンデーＲのケアレスウィスパーの１１と一緒に、厩舎のツートップになって欲しいな。



◆バイラリーナの１１（父：チチカステナンゴ）

2012/8/31　ＮＦ空港
馬体重：419kg　体高：154cm　胸囲：176cm　管囲：19.4cm



2012/9/26　ＮＦ空港　馬体重：422ｋｇ
９月２４日に早来ファームからＮＦ空港へ移動しました。
ＮＦ空港に移動するまでは、順調に夜間放牧を継続しながら、
馬房内で装鞍、騎乗、ウォーキングマシンなど初期馴致を進めていました。
軽く伸びやかで線の美しい馬体に成長しているように、
クラブ所属馬として活躍した姉バイラオーラとはまた違った魅力に満ちあふれています。
中でもクッション抜群の柔軟性と、
重心がピタッと定まる体幹の強さには見るべきものがあります。
注目のチチカステナンゴ産駒で距離の融通も利くと思われるので、
大舞台での活躍も意識できる１頭です。

更新された馬体ももの凄く良い感じに成長中。
父云々は抜きにして、やっぱり期待いっぱい夢いっぱいですね！



◆ファインセラの１１（父：キングカメハメハ）

2012/8/31　ＮＦイヤリング遠浅
馬体重：417kg　体高：153cm　胸囲：168cm　管囲：20.4cm



2012/9/26　ＮＦイヤリング遠浅　馬体重：420ｋｇ
現在はＮＦ空港への移動に備え、順調に夜間放牧を行っています。
いかにもファインセラの仔らしいと思っていた小柄な春先とは
一変して徐々に体高が出てきました。馴致は全身洗いまで進んでいますが、
素直な性格だけに鞍付けへ移行しても無難に進められるでしょう。
常歩で浮き出る柔らか味のある筋肉、クッションの利いた繫を見ると
母系から良さを受け継いだのは明白で、
伸縮性の高い背中を駆使した躍動感あふれる動きは本馬の魅力の１つです。
母の産駒ラロメリアとホワイトフリートで１日２勝を挙げるなど、
勢いも兼ね揃えた注目血統です。

ファインセラの仔は晩成傾向にある感じですから、
じっくり進めて貰えればよいですね！
兄達を超えられるように成長して欲しいものです。



◆トキオリアリティーの１１（父：ネオユニヴァース）

2012/8/31　ＮＦイヤリング遠浅
馬体重：489kg　体高：160cm　胸囲：180cm　管囲：21.2cm



2012/9/26　ＮＦイヤリング遠浅　馬体重：495ｋｇ
定期の検査で右飛節部分に離断性骨軟骨炎(ＯＣＤ)が見つかったため、
内視鏡手術による軟骨摘出手術を行い、無事に終了しています。
術後の経過は至って順調で現在はサンシャインパドックで過ごしています。
今後は経過を観察しながら段階的に負荷を上げていく予定です。
ここまでの馴致では全身洗いから始めており、
気の強さを見せる場面もありましたが理解して順調に進められていました。
好バランスを誇る馬体は素晴らしい出来栄えで、
しっかりと青草を食べることができていた証でしょう。

リアルインパクトの半弟のこの仔は、兄よりもダート色が濃い感じです。
といっても、まだ芝がダメとも思いませんので、デビュー後、
どんな競走馬になってくれるのか、楽しみですね～。



◆ミラクルレイザーの１１（父：キングヘイロー）

2012/8/31　ＮＦ空港
馬体重：442kg　体高：153cm　胸囲：178cm　管囲：20.5cm



2012/9/26　ＮＦ空港　馬体重：449ｋｇ
９月１２日にＮＦイヤリング遠浅からＮＦ空港へ移動しました。
ＮＦ空港に移動するまでは順調に夜間放牧を行っていました。
現在は騎乗馴致に備えて、鞍を付けてのウォーキングマシンでの運動をこなしています。
今年の北海道は例年以上の暑さでしたが、夜間放牧でしっかり鍛えた効果もあってか、
健康状態はすこぶる良く、馬体も理想的な成長を遂げました。
イヤリング遠浅での馴致も手間取ることはなく、順調に洗い場での練習も行えていました。
今後は本格的な運動を開始していくことになります。

２次が始まると同時に売り切れ満口でしたね！
値段が安い牡馬ですが、血統的に高値をつけられなかっただけと思います。
このまま順調に育成されれば、かなり面白い存在になりそう。



◆ココシュニックの１１（父：ディープインパクト）

2012/8/31　ＮＦ空港
馬体重：459kg　体高：159cm　胸囲：179cm　管囲：21.4cm



2012/9/26　ＮＦ空港　馬体重：459ｋｇ
現在は騎乗馴致を終え、ロンギ場でフラットワークを開始しています。
母ココシュニックもパワフルな馬体でしたが、本馬もその仔らしく、
初仔としてはしっかりとしたサイズに育ってきました。
コンパクトサイズが活躍している印象のある父の産駒ですが、
ディープブリランテやリアルインパクトを始めとする
大柄な産駒の活躍も目立ってきているだけに何ら気にする必要はないでしょう。
動き・馬体からは芝やダートを問わない圧倒的な脚力を見せつけてくれそうです。

更新された馬体を見て、当初、好みだったフォーシンズより、
こちらの方が良く見えるように！
これは一般で当選はめっけもの！だったのかもしれません。（笑）



◆マンハッタンの１１（父：ダイワメジャー）

2012/8/31　ＮＦ空港
馬体重：484kg　体高：161.5cm　胸囲：187cm　管囲：20cm



2012/9/26　ＮＦ空港　馬体重：472ｋｇ
現在は騎乗馴致を終え、角馬場でフラットワークを開始しています。
兄メトロノースがダート戦線で活躍していますが、
本馬も太く逞しい首差し、詰まり気味の胴部に張り詰めた腹袋、
ボリュームのある筋肉をまとった迫力ある前後躯などを有し、
同期の牝馬を圧倒するほどの力感を放っています。
ファーストシーズンサイアーチャンピオンと併せて
２０１１年２歳サイアーランキングで２位となるなど早期から始動でき、
さらにダート戦でもメジャーアスリートを輩出するなど
話題のダイワメジャー産駒だけに注目の１頭です。
父の産駒は気性が勝っているため体を作りやすいという利点がありますので、
活発な気性を持った本馬も仕上げに手間取ることはないでしょう。

こちらも２次開始と同時に満口御礼でした。
父の産駒への評価が高まったことや、クラブとの相性など、
人気になる理由はありましたから。
後は期待通り、走ってくれると良いですね！



◆インディスユニゾンの１１（父：クロフネ）

2012/8/31　ＮＦイヤリング空港
馬体重：446kg　体高：156cm　胸囲：173cm　管囲：19.2cm



2012/9/26　ＮＦイヤリング空港　馬体重：455ｋｇ
現在は夜間放牧を行っています。
父譲りの骨量豊富な馬体を夜間放牧で養われた筋肉が覆っていることで
力感ある体付きに目がいきますが、柔らか味のある動きには
母系のサンデーサイレンスの影響が感じられ、
両親の良い面が引き出されていることが見てとれます。
人には従順で素直な性格をしており、
ここまでの馴致もスムーズに進んでいることから
育成厩舎へ移動しても臆することなく調整していくことができるでしょう。

半姉のリーチコンセンサスはとても親孝行な競走馬でした。
この仔にも、半姉のような競走馬になって欲しいです。
２歳戦からばりばり走ってくれることを期待しています。



◆ラフィントレイルの１１（父：マンハッタンカフェ）

2012/8/31　ＮＦイヤリング遠浅
馬体重：459kg　体高：158cm　胸囲：178cm　管囲：20.3cm



2012/9/26　ＮＦイヤリング遠浅　馬体重：464ｋｇ
現在は夜間放牧を行っています。
放牧地を駆け回る姿はとても印象に残るもので、首を上手に、
リズミカルに使って前へ前へと積極的に進む所作は、
完歩の大きな、柔らか味溢れる歩様を実現しています。
馴致は洗い場で馬体を洗うところまで進めていますが、
多少の物見を除いては順応性の高さを見せています。
この分なら今後始まる騎乗馴致へもスムーズに進めていくことができるでしょう。

マンカフェの牡馬はグレープブランデー以来ですが、
タイプは違えど、期待は大きいです。
今年は芦毛の愛馬が増えた気がしますが、どの仔も期待しています。


例年、敗北感を感じるキャロットドラフトが今年は大成功。
という訳で、キャロット愛馬は近年稀に見る好メンバーが揃いました。
どの仔も期待が高いのですが、まずは無事に、競走馬になれますように！