本日、出走の３頭・関係者のコメント

本日、出走した愛馬３頭の関係者コメントです。



◆メジャーアスリート

2011/10/22（美浦ＴＣ）
10月22日(土)東京1R・ダート1600ｍ戦に蛯名騎手54㎏で出走し、
馬体重は前走から4㎏増の492kgでした。
五分のスタートから、手綱をしごいてハナに立ちました。
道中は番手の馬にピッタリとマークされながらも、
力むことなくリラックスして走っていました。
そのまま先頭で直線を迎えると、直線半ばで2番手以下を振り切り、
そこからは独走態勢となりました。
ゴール前では騎手が追うのをやめる余裕を見せ、
力の違いをみせつける圧勝劇で嬉しい初勝利を挙げています。
勝ちタイムは従来のレコードタイムを0秒3短縮する1分36秒9、
2着馬に4馬身差をつけていました。
レース後、蛯名騎手は「砂を被ると少し嫌がりましたね。
ハナに立つか外を回すかといった現状ですが、
練習しながら教え込んでいけば良くなるでしょう。
スピード感がないのにスピードに乗っていますし、
走ってくる馬だと思います」と笑顔で振り返っています。
高木調教師は「返し馬では掛かる素振りで、
レースの流れとなると行かないようなところが残っています。
ただ、脚元も不安なところは見られませんので、
調教でも坂路だけでなくフラットコースに入れるようにしました。
少しずつ教えていけばと思います。
このまま厩舎で様子を見ながら次走を考えましょう」と
安堵の表情で喜びをコメントしています。
11月26日(土) 東京のからまつ賞(ダート1600ｍ)あたりを候補に
次走をにらんでいきます。

おおっ！　早速次走予定も出て、嬉しいですね。
本日、圧勝した同条件ですから、連勝を期待しちゃいます～。


◆アーデント

2011/10/22（美浦ＴＣ）
２２日の東京競馬ではスタート後にじわっと進めるが
行きっぷりの違いから２番手を追走する形に。
直線に向いて外へ誘導しつつ先頭に並びかけていったんは抜け出すが
最後は２着馬にハナ差まで迫られながらも凌いで優勝。
「勝ったは勝ったけれど、これではダメですね。
掛かっているように見えたでしょうけれど、コントロールできる範囲だし、
ペストポジションで運べたのですからあの行きっぷりで進んだのは悪くないこと。
ただ、前ばかりで走っていて伸び切ったような走り。
皆さんと同じように僕自身もかなり期待している馬だけに
ハードルが上がってしまうのですが、
イメージでは仕掛けてからピュッと脚を使えるはずなのにそれができていません。
その分、後ろから迫られました。
走り方がお姉さんのテイクバイストームと同じ。
お姉さんは１０００万下クラスでも頑張ってくれていましたが、
さらに上を目指すのならば改善させなければいけない部分が多いのは否めません。
辛口ばかりで申し訳ありませんが、良くなってほしい気持ちが強いですし、
そうなってくれる馬だと思っています」（横山典騎手）
「何とか格好はつきましたが、内容がね・・・。
正直トビが大きな馬なのでこういった馬場はノメると思っていました。
乗り手にはできる限り持った形で運んでノメるのを防ぐように
乗ってきてほしいと指示を出しました。
ただ、気持ちが前向きなこと、背中から腰がパンとしていないことで
前脚ばかりで走っていて体が伸び切っていました。
あれでは終いにグンといい脚を使うことはできません。
悪くない形で調整ができていたのは確かですが、
１週前追い切りあたりから体がちょっと伸びるような感じがあったんです。
ウチのスタッフたちも少し気になると口にしていたので、
騎乗者を固定せずに手を替えてみたりして
複数でジャッジしながらこのレースに臨んだんです。
結果的には賞金を加算できたからダメということはないものの、
そういった面が見られる結果になりました。
今の走りのままでは、これから先、上は目指せないでしょう。
今日の走りから少なからずとも朝日杯は諦めて
立て直しの期間に充てたほうがいいと思いましたので、
このあとは無理をせず放牧に出そうと思います。
走りも力みがあって課題が余計に目立つので、
走り方を教えることも今後しなければいけませんね。
頭をいい位置で固定し、体を使った良いフォームで
走れるようにしていければと思います」（加藤征師）
期待通りの結果を残すことはできましたが、
課題が浮き彫りになるレース内容となってしまいました。
陣営、ジョッキーともに辛口評価ではありましたが、
それはあくまでもこの馬への期待が大きいが故です。
まだ体、走りが固まり切る前に対応したほうが修正はしやすいですし、
さらなる良化を促すことも可能になるはずなので、暮れの大一番への出走は見送り、
この馬の将来を見越した時間に充てる予定です。


アーデントは充電に出るようですねぇ。
元々、晩成タイプと見ていますし、２歳のこの時期に２勝できたのは儲けものでした。
ですから、ここで成長を促すことが、アーデントの将来をより明るくしてくれるでしょう。
成長して戻ってきてくれるのを楽しみにしたいと思います。
それにしても期待の裏返しとは言え、もの凄い辛口コメントですね。


◆リープオブフェイス

2011/10/22（美浦ＴＣ）
10月22日(土)東京・ダート1400ｍ牝馬限定戦に55㎏三浦騎手で出走し２着、
馬体重は前走から２㎏増の474㎏でした。
五分のスタートを切ると、先行集団でレースの流れに乗りました。
勝負所をロスなく立ち回ると、
直線では先に抜け出したキョウエイカルラにせまっていきました。
ゴール前ではピッタリ馬体が合わさり、激しい競り合いになりましたが、
ハナ差およびませんでした。
レース後、三浦騎手は「前が止まらない流れになるとみて、積極的に仕掛けていきました。
交わせるかと思いましたが、交わそうとする毎に相手がさらに伸びました。
前にいっても競馬ができるし、1400～1600ｍの距離であれば、
自在なレースができるでしょう」とのことで、
新開調教師は「前走は少し距離が長くて気持ちが切れてしまいましたが、
まともに走ればやはり力のある馬ですね。
レース後の状態次第ですが、次走は11月19日(土)東京・ダート1400ｍ牝馬限定戦に
向かう予定です」とコメントしています。


いつも在厩で調整していただき、レース後すぐに次の目標を教えてくれる。
新開厩舎に転厩してから、本当に大切にして貰っています。
今後とも、リープのことをヨロシクお願いしますね？　新開センセ。