グレープブランデーがＪＤＤを制覇♪♪♪

今から遡ること２年前の社台・サンデー募集馬見学ツアーにて、
社台ファームで一目で気に入ったのがグレープブランデーでした。
見た瞬間、「絶対、ウチの仔になる～っ」と思ったんです。

出来れば第２希望で取りたいところでしたが、
票を伸ばしたグレープは第１希望じゃなければ無理。
でも、募集価格のリーズナブルさから、
第１なら確実と思い、申し込みました。
そして無事、出資が叶ったグレープブランデー。

とても感慨深いものがあります。

ツアー時の写真を探しましたが、生憎、見当たらず、
出資が叶った後の８月の牧場見学時の写真を載せます。



親バカですが、当時から素晴らしくバランスの良い好馬体でした。


昨日、グレープブランデーのジャパンダートダービー制覇の瞬間に立ち会え、
夢のようなひと時を過ごすことができました。

口取り場所に集まった方々は皆、笑顔・笑顔で、
全然知らない方とも口々に「おめでとうございます！」、
「ありがとうございます！」と喜びを分かち合いました。

人気は牝馬にして22年ぶりの南関東三冠がかかる
クラーベセクレタと分け合うようなオッズ。
最終的には一番人気に支持されたようですが、ほとんど差はなかったのでは？


ということで、感動の一日を振り返ってみたいと思います。


私は６時の終業時間と同時に（笑）会社を飛び出し、一路大井へ。
主人は最終のアポが５時と言っていたので、長引けば私の方が先に着ける筈
浜松町でこれからモノレールに乗るという段になって主人にメールすると、
何と、「今、競馬場に着いた」との返信が。
最後のアポはかなりやっつけ仕事だったに違いないですね。（笑）

初めて降り立つ「大井競馬場前」はＪＤＤを観にきたファンで溢れんばかり。
さすがに地方交流とは言えＧ１開催日、お祭り気分が漂ってきます。

主人と合流してさっそく馬主エリアへ直行。
一応、地方馬主の主人ですが、二人とも地方競馬は初体験。
どこにどう行っていいのやら、右往左往しちゃいました。
とりあえず、席は全て埋まっているとのことで、馬主通行証をいただきました。
で、この通行証のお陰で、通常は入れない区域に入ることが出来、
とても重宝いたしました。




色々迷ったり、グレープの応援馬券（私は単勝100円のみ！）を買ったり、
結構パドックに出るまでに時間がかかり、やっとパドックに出た時には
たくさんの人がすでにいて、最前列まではたどり着けません。
それでも何とか３列目くらいのところまで降りて行き、グレープの登場を待ちました。




◆ＪＤＤの電光掲示板



プラス１０キロの文字を見て安堵しました。


◆グレープは毛艶もピカピカで、最高のデキ。
　パドックの外目を悠然と力強い歩様で歩いており、
　好勝負は必至とみました。








◆ライバルのクラーベセクレタも気合十分。
　２人引きの引き手を引きずる場面もしばしば。




◆もう１頭のクラブ関係馬のマニエリスムも状態は良さそう。
　ワンツースリー、本当にあるかも？！




◆写真はありませんが、ボレアスは馬っけだしっぱなし。
　それでも、とくに入れ込んでいる様子はなく、不気味な存在。


◆ノリちゃん騎乗でもグレープは落ち着いたもの。

　　


この後、本馬場へと移動しました。


勝ったら口取りに集合するエリアに「馬主通行証」で入れて貰い、
レースまでの時間を。
私達の隣には血統評論家のＹ先生とお帽子で有名なＳＹさんが。
「もしかしたらグレープのお仲間さん？」と思いましたが、
お二人とも口取りには参加されていないようでした。


◆ファンファーレ演奏

　　

奇麗なお姉さんたちの生演奏によるファンファーレ。
何だか「音痴」みたく聞こえますけど、あれで正解なんでしょうか？（笑）


レースは遠くにあるオーロラビジョンを必死で観ました。


◆スタート直後



ゲートをポンと出ると内に切れ込みながら先行。


◆最後の直線



最後の直線でグレープが少し抜け出したことは分かりましたので、
そこから「グレープ～！　グレープ～！」の悲鳴にも似た連呼。
最後、誰か分からない２着馬に迫られて一瞬万事休すっと思いましたが、
ちゃんと頭差押えて１着でゴールしていたようです。
柵の外から「グレープブランデーが勝った」という声が聞こえて、
グレープが優勝したことを知りました。
も～う、ハラハラさせないでよ、ノリちゃん、グレープ。


◆レースを終えたグレープ



体は汗で光っています。


◆ＪＤＤ優勝レイを掛けられて誇らしげなグレープ




◆口取り前の関係者の記念写真



その後は口取りにいらっしゃったお仲間のジャパニさんと固く握手。
ジャパニさんからなかなおさんご夫妻・ぴっころさんをご紹介いただき、
握手・祝福・祝福・握手。

殊勲のノリちゃんは平然と「余裕があったから、全然」とか話しているし、
グレープはＪＤＤ優勝のレイを掛けられて誇らしげに旋回してるし、
そこから伸びた紅白の綱の端っこをジャパニさんが渡してくれて
口取り写真に参加。（初体験デス）
グレープが動くたびに綱から伝わってくる感触が忘れられません。
もの凄い数のカメラのフラッシュを見ながら、夢を見ているみたいでした。
あんなフラッシュ、結婚式以来だね～。（笑）


◆表彰式




◆賞金を掲げて嬉しそう




◆殊勲のノリちゃん

　　


◆安田先生

　　



表彰式が終わって外へ出ると、クラーベをお持ちの夢追人さんが。
気持ちよく、「おめでとうございます」とお祝いして下さって、
クラーベのクオカまでいただいちゃいました。
次回にお会いしたらリアルとグレープのクオカで恩返しします。
本当にありがとうございました。


品川駅から出張に出る主人と一足先に競馬場を後にし、
一人で主人の上着を持たされて帰宅しました。
（クールビズなので、出張に上着は邪魔らしい）

家に帰って、パドックのところも早送りせずにＶＴＲで観戦。
レースのゴールの瞬間を観ながら、
「本当に勝ったんだ～。」っと遅まきながら実感が。


それにしてもボレアスは今後もグレープのライバルとして
切磋琢磨して行く予感がします。
いつも最後は一緒に伸びてきますし、
３回先着したからと言って慢心はできません。
ボレアスの存在がグレープを更に強くしてくれることでしょう。


最後に、グレープを仕上げてくれた安田先生、厩舎の皆様、
最高の騎乗で優勝に導いてくれた横山ジョッキー、
牧場や外厩の方々、グレープを応援してくれたお仲間さん、
グレープに関わってくれた全ての方々に心から感謝申し上げます。

そして頑張ってくれたグレープブランデーに最大の感謝を。