今だから書く!
今しか書くけない!
一つの記憶として。。。
数日間だけやったけど、ご近所さんにも内緒で猫を保護していました。
猫アレルギーのまちゃ助が。。。
台風接近の日、網戸に引っかかっていた猫。
毎日のようにまちゃ助の裏庭に来てたんやけど、
離れてると可愛い声で鳴くのに、
近づくとシャーって怒る。
でもさすがに台風には勝てなかったのか?
この日はまちゃ助が近づいても怒らない。
気のせいか? 片手にけががあるように見えた。
これは大変!っと抱っこしたけど怒らず、大人しくしてたんで、
そのまま家に入れてあげました。
さすがに首輪をしてるだけあって、見知らぬ家でも大人しいものだ。
首輪にハートのチャームが付いてたので、
「ちょっと見せてね」っと裏返すと、何も書いてなかった。
迷子として交番に届けてもえぇけど、飼い主さん見つかるか不安。
取り敢えず、猫に任せることにして、
コンビニでキャットフードを買って、あたえた。
必死になって食べて、お水の飲む姿にちょっとほろり。。。
一先ず、捨てるつもりやったバスタオルを数枚敷いて、彼の寝床を作る。
彼は賢かった。
部屋を徘徊して、ニャウニャウ泣いたのは1日目だけ。
それもまちゃ助の後について台所に入ろうとするのを、
「ここは入ったらアカン!」っていうと、ちょこんと座って待っていた。
夜もまちゃ助のお布団には絶対入ってこなかった。
トイレがしたくなると玄関の方へ行き、ニャウニャウ鳴いて知らせた。
撫でて欲しいのか。
まちゃ助の膝に来て、ゴロゴロのどを鳴らして甘えるのも、
1日回くらいで、それもまちゃ助が寝る前だけで、
それ以外は寝てるか、まちゃ助のすることを見てるくらい。
でもまちゃ助が撫でても怒らず、目を細めて身を任せていた。
ホントに彼は賢かった。
2日過ぎ、3日過ぎ。。。
ご飯を食べるけど、彼は弱っていくようだった。
しきりに舐める片手が気になって、ちょっと嫌がるのを見たら、
爪が剥がれそうになっていた。
一先ず傷薬を塗り、酷いようなら、以前お世話になった獣医さんに診てもらう事も考えた。
「もしかしたら、このまま居つくかな」
少し猫アレルギーを持ってるまちゃ助には究極な選択。
その上、気管支炎もあるし。
幸運な事に、あまり彼がそばに来ないので、アレルギー反応が出なかった。
この距離でいるなら大丈夫かも。。。
そう思って、猫トイレを買ってきて、寝床にクッションも差し出した。
明日にでも獣医さんに診てもらおうって思ってた今日。
しきりに外に出たがる。
トイレも用意したから、そこへ連れてってもすぐ出て、
前足を片方上げて、ひょこひょこと玄関へ行き、戸の前に座る。
玄関の戸を開けると、ひょこひょこと外へ行き、
いつもおしっこをしてたプランターでようをたすと、そのまま門をくぐって、
ぎこちなく階段を下りてった。
猫に任せると決めたから、帰って来るなら迎え入れようと、そのままにした。
彼は道路に座って何かを見ていた。
無理やり連れ帰っても良かったけど、また外に出たがるような気がして、彼に任せた。
それでも車に引かれてないか。。。など心配になって外に出たら、彼の姿がなかった。
不自由な足でどこに行ったんやろ?っと辺りを見渡したら、
「にゃう」
はす向かいのお家の車の影に彼がいた。
「帰ってくる? うちに来る?」
声をかけたけど、返事がなかった。
うちにいた時は声をかけたら返事してくれたのに。。。
「来たかったら声をかけてね」
そう言って家に入った。
あれから数時間たったけど、呼び声が聞こえない。
外を見に行ったけど、今度は声も聞こえない。
数日だけだったけど、まちゃ助の傍にいた猫。
またどっかの誰かのお世話になってたらいいけど。。。
本当のお家に帰ってたらいいけど。。。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます