文化的歴史あるまち日本と世界
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文化を、その伝統的概念から離れて、新たな次元(創造産業・文化産業)および新たな応用(文化地区・創造地区)へと概念を拡張させるために、このはしがきに記述されているが、文化が地域の発展の挺子として機能するためには、地域の文脈が成功の主要因だからである。ここに成功するところ、していないところの事例と、全国レベル・地方レベルの政策への勧告を提供している。
どうして、文化活動と経済成長などとして、創造と地域づくりと文化における結びつきがあるのかがわからないような気がする。社会的に活用できる文化が経済の発展に繋がるのかがわからない。
法や制度だけでは、経済成長はありえない。想像をしながら地域の文化活動には、経済の展開する何かがあるようだ。
近年、こういった立場は皆うされ、文化産業が持続可能な開発にとって有用だと強調されるようになった。
●イギリスでは、全雇用の45%を文化事業の雇用が占めている。
●アメリカ合衆国では、全雇用に占める文化産業の雇用の割合は24%と見積もられている。
●文化産業の原動力が経済の創造性に及ぼす効果に照準を当てた調査もある。
フランスでは2003年に文化遺産を利用する雇用は労動力人口の0.4%であるのに対し、歴史的資源を創造産業の資源に転換される経済の雇用は約3%に上がっている。