しんと静まり返ってなんかいない夜。
蒸し暑さが怠惰に横たわり、何もかも平板な眠りの前で。
何だって投げ出してしまいたくて
投げ出すことすら億劫で
結局内に転がして釈然としない思いのまま。
けれど明日は来るはずだ。
時間が過ぎればやってくるそれではなく、
平板さを突き破るとんがって潔い「明日」。
だからそれまで目を閉じて待つ。
蒸し暑さが怠惰に横たわり、何もかも平板な眠りの前で。
何だって投げ出してしまいたくて
投げ出すことすら億劫で
結局内に転がして釈然としない思いのまま。
けれど明日は来るはずだ。
時間が過ぎればやってくるそれではなく、
平板さを突き破るとんがって潔い「明日」。
だからそれまで目を閉じて待つ。