18きっぷで愛知県に行ってきました。
JR金山駅で名鉄知多新線に乗り換えて、美浜緑苑駅から徒歩7分。知多半島は初めてです。
奈良の写真美術館でこの人の絵を見て、一度行きたいと思っていました。
名古屋市出身の杉本健吉画伯(1905-2004)から作品の寄贈を受け設立された美術館です。
杉本健吉画伯は以前から芸術作品が収集家によって死蔵されることを嘆かれ、"絵はパブリックなもの"という信念をもっておられました。
「両界曼陀羅」、「新・平家絵物語」屏風をはじめ、油彩・水彩・素描着色など、初期から現在までの芸術作品のすべてを収蔵。(HPより)
5つの展示室があり、洋画から「新・平家絵物語屏風」や「聖徳太子絵伝」画稿、曼陀羅や立体作品など幅広い画業が紹介されています。
廊下や渡り廊下への展示も工夫されていて、壺やいろいろな作品が楽しめます。
この人の絵も字も好きです。どこかにユーモラスなところがあったり楽しくて、文章も面白いです。
今回の動物のいる風景の展示では、絵のどこかにロバや羊や鳩や、牛、猫、犬がいたり、虫がいたり・・・
愛犬トムと画家の絵もいいし、西ノ京の風景に小さく猫が歩いていたりする絵がとてもいい。
駅の近くから伊勢湾が見えました。
JR西岐阜駅から徒歩15分で岐阜県美術館へ
〇フランスの風景 樹をめぐる物語
(8/30-10/16)岐阜県美術館
「樹木」というモティーフを通して、コローからモネやピサロ、ルドン、マティスまで、フランス近代絵画の変遷を辿ります。自然の中での人の営みを写実的に捉えようとしたバルビゾン派、光の効果を求め戸外へ出かけていった印象派。樹木の色や形に抽象画の主題を見出した20世紀美術。画家たちが見つめ描いた自然を、フランスを中心とする国内外の美術館や個人が所蔵する絵画約120点により展観します。(HPより)
有名な絵はありませんが、たくさんの画家のさまざまな樹の絵を観ることができました。
所蔵品展も幅広く充実していて、とても見応えがありました。
〇没後100周年記念 オディロン・ルドン展
〇ナンヤローネNo.1
〇熊谷守一展
〇ミセレーレ展 ジョルジュ・ルオー
〇特集展示 土屋輝雄・禮一展
朝7:40に出て家に着いたのが21:30、往復9時間ほど電車に乗っていました。
電車は好きなので苦にならない、読みかけを含めて2冊半本が読めました(^^♪
岐阜の美術館の中にいたとき雨でしたが、外へ出たら止んでました。
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