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オミクロン、派生型BA.2が主流に 「XE」など雑種も 4回目接種の証拠なし

 新型コロナウイルスのオミクロン型の派生型「BA.2」が世界の流行の主流になった。世界保健機関(WHO)はオミクロン型と派生型の遺伝子が混ざった「XE」などと呼ばれる「雑種」のウイルスも英国などで複数種が確認されている。ワクチンの効果など詳細な調査が求められている。

   米国で現在のコロナワクチン「BA.2」に適合せずと 
 FDA=食品医薬品局の諮問委員会は現在の新型コロナワクチンがオミクロン株の一種「BA.2」とあまり適合していないとの見方を示した。ただ、追加接種を行うことによって重症化を防ぐ効果は高まるとしている。これを受けFDAはウイルスの変異に対応するためワクチンを変更することについても検討し6月までに決める方針を示している。WHO=世界保健機関によると世界のオミクロン株の新規感染のうち「BA.2」が93.6%を占めたということだ。

ファイザーとモデルナ製ワクチン、4回目接種推奨の証拠なし=欧州医薬品庁
欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)と欧州疾病予防管理センター(ECDC)は6日、米ファイザー製と米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンについて、4回目の一般接種を勧める証拠(エビデンス)はないとする、同様に米FDA=食品医薬品局も 。

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