『抗体医薬』は、遺伝子組み換え技術などのバイオ技術を使ってつくられる。体内で薬が狙った場所にピンポイントで届くため、副作用が少ないなどの利点がある。
今年の11月に米社が開発中の『抗体医薬』に特化した新薬が相次いで米国内で条件付きで使用できるようになる。緊急使用許可が出た2つの新薬は最終治験を続けて効果や副作用などを検証している段階にある。
米食品医薬品局(FDA)は11月に新型コロナの治療薬として米製薬大手のイーライ・リリー、米リジェネロン・ファーマシューティカルズが開発していた『抗体医薬』新薬の緊急使用を許可した。
武田薬品工業は19年に6兆円強を投じて買収したアイルランドのシャイアーが持つ技術などを活用して「免疫グロブリン製剤」を中心に開発を進めている。10月から国内外での最終治験が始まっており、早ければ年内にも治験結果がまとまる予定。血液から作るため、有効性などは比較的高いといわれている。
一方で、英アストラゼネカ(カクテル抗体)、英グラクソ・スミスク(抗体医薬)以上5社最終治験中です。
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