ワンちゃんつれづれ日記

とりとめのない内容ですがよろしくお願いいたします。

犬へのご褒美について

2019-12-20 11:16:40 | 日記
そもそも「犬へのご褒美」とはなんでしょう?知っているようで意外に多くの飼い主さんが見落としているところでもあります。

例えばスウェーデンでは「ご褒美テクニック」というクラスが犬のトレーニングスクールに設けられているほど。そこで飼い主さんは、改めてご褒美の「いろは」について学びます。
ご褒美の種類、与えるタイミング、そして頻度などなど。ご褒美の与え方については、掘り下げれば下げるほど知らなければならないいくつもの知識が潜んでいます。

面白いことに「ご褒美テクニック」のクラスには、初心者よりもむしろ少し経験を重ねた飼い主さんの方が多くやってきます。犬との経験が深まるにつれてご褒美という意義の奥深さに気がついた証拠ともいえるでしょう。

〇本当に喜ぶものを与えよう
ご褒美は、私たちの犬へのコミュニケーション手段ともいえます。

ご褒美を与えることによって私たち飼い主は、「私はあなたのやってくれたことにとても感謝していますよ!」ということを伝えようとしています。

しかし、ご褒美を渡す時に私たちが忘れがちなのは、もらった犬はそれを本当に喜んでいるか、ということです。

愛犬に感謝の気持ちが伝わっているかどうか、自信はありますか?

〇ご褒美を喜んでいるかの実験
ご褒美といえば、多くの飼い主さんはおもちゃかお菓子です。この犬へのご褒美のことをトリーツと言います。愛犬が与えられたトリーツを心から喜んで受け取っているかどうか、一つ実験をしてみるといいでしょう。
いつも与えているトリーツにくわえて何か別のトリーツを一つ見つけてみてください。そしてひとつずつ両手で持ち、犬の鼻の前に出してみます。さて、先に口をつけたのはどちらでしたか?

〇ご褒美として機能を果たすために
このように選択肢があれば、犬の好みというものを私たちははっきり認識することができます。

いつも与えているおやつをスルーして、もう片方のトリーツをさっと取ってしまった、なんてことはありましたか?
その場合、ご褒美の選択を再考慮した方がいいかもしれません。

本当に嬉しい!と思っているトリーツはどれなのか探ってみましょう。

犬が本当に喜んでいるものをご褒美として使うのは、ご褒美がご褒美として意味をなす上で根本の部分であり、最も大事なことです。さもないと、次の動機が培われません。
「ああ、あのトリーツをもらえてすごく嬉しいな!」
そう犬が思ってこそ、次もご褒美がもらえるように、私たちが望む行動を再度みせてくれるのです。

たとえば、「待て」という私たちのお願いにきちんと応えたお礼としてご褒美を与えます。その時愛犬の心の中にご褒美に対しての嬉しい感情が湧き上がっていれば次も「待て」というお願いに応えてくれる可能性はより高くなります。
犬、というか人、動物全て含め、嬉しいことというのは、繰り返し行うものです。

〇マンネリ化させないように
いつも与えているトリーツは最初の頃はもちろん喜んでくれたかもしれません。しかし、それが毎回同じものだったりすると、犬の「予想的中範囲」に入り「サプライズ!」がなくなってしまいます。
そうすると、「わ〜、おいしい!」という感情の高まりも半減してしまうのです。

どうしたら、犬にとってご褒美が本当の喜びになるか、よく考えてみましょう。

〇ぴったりのトリーツを用意しよう
もちろん犬の性格によって差があることも考慮にいれましょう。全ての犬が同じトリーツを好きになるとは限りません。多頭飼いの場合などは犬によって好みが異なるため、普段からそれぞれの犬をよく観察することが大事です。

また、スルーしてしまったおやつをご褒美として完全に破棄する必要もありません。たとえば犬が最高にいいことをしてくれた時(呼び戻しに応えて戻ってきた時)、と、普段できることをやってくれた時(おすわり、といったときにすぐに座ってくれた)と、犬のパフォーマンスに応じてトリーツの差別化をしてもいいでしょう。

私の場合、リスを追いかけそうになった愛犬が呼び戻しに応えた時は、ポケットに普段から常備している愛犬の一番好きなおやつを与えます。これはもうとっておきのトリーツです。そして「待て」に応えてくれたときは、ドライフード程度、ノーズワークをしてにおいを見つけた時は、ボールを与える、など状況によって、そして愛犬のアクティビティ・レベルによって使い分けています。

このように何を与えれば愛犬にとって最も効果的なのかを常に考えていくことが必要になります。

好みが変わることもあるのでずっと同じものを与えるのではなく、トリーツもアップデートしていきましょう。
(ワンペディアより)


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犬が苦手な場所は?

2019-12-13 09:56:05 | 日記
愛犬と一緒に楽しく暮らす上で、犬の行動特性を理解することはとても大切なことです。私たち人間が気にしないようなことでも、犬にとって大きなストレスを与えてしまうことがあるからです。犬の特性を正しく理解するため、ここでは犬が苦手な場所・嫌いな場所について解説します。

★犬が苦手な場所はこんなところ
〇犬は高所恐怖症?
トリミングサロンのテーブルや病院の診察台などに乗せるとピタッとおとなしくなってしまう子がいますよね?これはおとなしくなっているというよりも、固まって動けなくなっていると言った方が正確かもしれません。
一般的に犬は高い場所が苦手な生き物です。病院の診察台では目の前に飼い主さんがいるので、飼い主さんの助けを求めて、おとなしくしてくれないことが多いかもしれませんが、トリミングでは飼い主さんから離されてしまうので、固まることしかできなくなってしまうのです。
もちろん、中には暴れてテーブルから降りようとしたり、トリマーさんに咬みつこうとしたりする子もいて、反応は様々ですが、それでもやはり高いところは苦手な子が多いような気がします。

〇足元が安定しない場所も苦手
犬は足元が安定しないところも苦手です。特に網目状になったところを歩くのは本当に苦手。お散歩中、排水溝のフタなどがあれば、それらをよけて歩きませんか?歩道橋や川の橋など、たまに足元が金網になっているところがありますが、その上も苦手な子は多いのではないでしょうか。何も気にせずにスタスタ歩く子はめずらしいと思います。

〇大きな音がする場所もダメ
犬は大きな音が苦手です。工事中の金属音、お祭りの太鼓や笛の音、雷や花火の音が苦手な子はたくさんいますよね。また、テレビから聞こえる電子音や観客の大きな歓声、ご家族が大声で言い争う声やお子さんを叱る声が苦手な子もいます。
気が付いたら、いつの間にか他の部屋や物陰に隠れていた、という経験のある飼い主さんも多いのではないでしょうか。ちなみに、逃げられるならまだいいのです。中には、不安や恐怖でパニック状態になってしまう子や、自傷行為に走ってしまう子もいます。普段私たちがなんとも思っていないような音でも、犬にとっては耐えがたいほどの恐怖や不安を与えてしまっている場合もあるので、音に対する苦手意識が強い子には、特に気を使ってあげてください。

〇犬が好きな場所ってこんなところ
反対に、犬が好きな場所ってどんなところでしょう。これは具体的に例をあげることは難しいかもしれません。飼い主さんに撫でられながらゴロゴロできるソファの上や、飼い主さんの膝の上が大好きな子もいますし、逆に寝ている時に触られるのが苦手な子は、自分だけで静かに寝られるケージの中が一番落ち着く場合もあります。その子にとって一番居心地がよく、安心できる場所は好みによって大きな差が出てくるので、その子が好きな場所を探してあげてください。
たとえば多くの人が行き交う駅の改札。ひとなつっこく、「かわいいね」と声をかけられるのが好きな子は、そういう場所が大好きだったりします。お散歩に行くと、必ずその場所に行こうとすることもあるでしょう。逆に、飼い主さん以外の人が苦手な子は、そういったにぎやかな場所を避けようとしますよね。

〇社会化期に経験したことの影響が大きい
犬は生後3~12週間頃、「社会化期」という大切な時期を迎えます。この時期は、子犬がともに暮らす仲間たちとの適切な社会行動を学習するために非常に重要な時期。自分と同じ種類の犬だけではなく、飼い主を含む人間や同居動物(猫などの違う種類の動物)に対しても、社会的な愛着を形成していきます。また、場所に対する愛着が形成されていく時期でもあります。この時期に体験したことは、成長後のその子の性格や行動に大きく影響を与える可能性が特に大きいとされています。
この社会化期をさらに細かく見てみると、警戒心や恐怖心が全くない時期があります。だいたい3~5週齢の間は、新たな環境に対して恐怖心や警戒心をほとんど抱かずに接することができるのです。そこから少し成長して6~8週齢になると、警戒心は少しずつ芽生えてくるのですが、好奇心の方が警戒心を上回るため、様々なことに興味を示す時期だと言われています。

〇理想的な社会化期の過ごし方
この時期にいろんな人に会わせたり、病院やトリミングサロンなど、大きくなってから通い続ける必要がある場所にたくさん連れて行ってあげるといいでしょう。獣医さんやトリマーさんに、診察台やテーブルの上でおやつを食べさせてもらうのも、子犬にいい印象を与えることができるのでオススメ。「病院に行くとおやつがもらえる」と記憶して、病院を好きになってくれるケースが多いのです。協力してくれる病院やサロンを見つけておくことも大切ですね。
また、散歩に連れて行くことができなくても、抱っこをして人混みの中に連れて行ったり、道路沿いを歩いて車の音に慣れさせたりすることはできます。もちろん、そこでいきなり怖い思いをさせるのではなく、優しく声をかけながらおやつを与えたりするなどして、いいイメージを付けることが大切です。9~12週齢になると、初めての人間や場所に対して、少しずつ興味を抱くようになってきますので、この時期を迎える前に、ぜひいろいろなことに触れさせてあげてください。

〇社会化期を過ぎたら、克服できないの?
苦手なことに、無理に慣れさせる必要はありません。たとえば足元が安定しない網の上を、無理やり歩かせる必要などないのです。避けられるものはできる限り、避けてあげてください。
ただ、雷や花火、テレビの音や金属音など、世の中にはどうしても避けられないものがあります。そんなとき、苦手意識を克服できないままだと、その子が受けるストレスが大きくなってしまうので、そういったものはある程度慣れさせてあげるといいでしょう。
「うちの子はもう成犬だから無理かも…。」と思われる飼い主さんもいらっしゃいますが、社会化期を過ぎてしまった子でも、少しずつ苦手な環境に慣れさせることはできます。時間はかかりますが、飼い主さんに根気よく続ける気持ちがあれば、改善することはありますので、あきらめないでくださいね。

生まれつき怖がりの性質の子もいますので、どんなにがんばっても苦手意識や恐怖心を変えることは難しい場合もあります。自己流でいろいろな方法を試した結果、余計に怖がりになってしまったという例もありますので、心配な方は行動治療の専門家に相談されるとよいでしょう。
(ワンペディアより)



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犬のいびきについて

2019-12-06 11:41:32 | 日記
犬のいびきは病気なの?【獣医師が解説】


愛犬が寝ている時、「くーくー」と可愛い寝息を立てて寝ている姿を見たことがありませんか?寝息がだんだん大きくなっていって、「グー」「ガー」なんてあまりにも大きな音を出して寝ているときは、ちょっとびっくりしますよね。犬も人間と同じで、いびきをかきます。基本的には犬の可愛いワンシーンとしてほっこりしていて大丈夫ですが、もしかしたら病気の可能性があります。ここではいびきの原因と対策についてみていきましょう。

〇犬がいびきをかくメカニズムと原因
いびきのメカニズム
いびきはどうして起きるのでしょうか。犬が呼吸をする時、鼻もしくは口から空気が入り喉や気管を通り肺へ達します。通常呼吸をしている時に何の音もしないのはこの通り道が十分に広く、スムーズに空気が通過しているからです。ところが空気の通り道が狭くなると、呼吸器を通る空気が振動して音が出ます。これがいびきです。

では、犬がいびきをかく原因にはどんなものがあるのでしょうか。原因は大きく分けて4つあります。以下の理由をみて、何か思い当たることがないかチェックしてみてください。

〇いびきの原因
・体型によるもの
人間と同じで、太っている犬はいびきをかきやすくなります。喉の周辺に脂肪がついてしまい、のどが狭くなってしまうことが原因です。

・環境によるもの
犬に飲ませている薬の中には、いびきをかきやすくするものがあります。副作用として筋肉をゆるめるような薬を与えている場合は、いびきをかきやすくなるでしょう。

また、実は人が吸っている煙草も影響があるのです。煙草の煙は鼻の粘膜を傷つける強い刺激物です。粘膜を傷つけられると、鼻は粘膜を守ろうとして鼻水を出るため、いびきをかきやすくなるのです。

・犬種によるもの
パグやシーズー、ブルドック、ペキニーズ、ボストンテリアなどの鼻のつぶれた短頭犬種はよくいびきをかきますよね。鼻がつぶれていると必然的に空気が通りにくい構造になっているので、いびきをかきやすいのです。軽くいびきをかいている程度であれば、そんなに心配する必要はありません。

・病気によるもの
注意をしなければならないのは、病気によるいびきです。病気によって気管や鼻、のどなどに異常が起き、その結果としていびきが出ています。軽いいびきであればそれほど心配はないですが、「急にいびきをかくようになった」「ものすごくいびきがうるさくなった」などの変化が現れた場合は、一度獣医さんに相談してみるといいでしょう。また、頻度がどうであれ、呼吸をしづらそうにしているようであれば、早めに病院に連れていくことをオススメします。

以下にいびきの原因となる病気をまとめたので、参考にしてみてください。



□ アレルギー

□ 風邪

□ 軟口蓋過長症

□ 気管虚脱



病院に連れていくときは、実際にいびきをかいて寝ているときのムービーを撮って持っていくといいでしょう。獣医さんもより正確な診断をすることができるようになります。

・犬のいびき対策
人間のようなアイデアグッズは使えない愛犬のいびき。苦しそうでかわいそう、という飼い主さんのために、いびきの対策についてまとめました。

・体勢を変える
愛犬が決まった体勢の時にいびきをかくようであれば、体勢を変えさせてみてください。背中を丸めて寝られるようにすると、それほどいびきをかかなくなります。

・散歩に気を付ける
肥満が原因でいびきをかいているようであれば、おやつを減らし、散歩の時間を伸ばしてダイエットをさせましょう。愛犬にアレルギー傾向があるようであれば、花粉や交通量が少ない時間帯に散歩をするのがお勧めです。

・空気清浄機をつける
もし愛犬にアレルギー傾向があり、飼い主さんがタバコを吸うようであれば、空気清浄機を付けるのが効果的です。

・かかりつけの獣医さんに相談する
以下の場合は注意が必要ですので、病院で診察を受ける事をお勧めします。

□ 以前はいびきをかかなかったのに、急にかき始めるようになった

□ ゼイゼイと言いながら目覚め、呼吸するのに苦労しているようにみえる

犬のいびきって可愛いんですよね。いびきをかきながら寝ている愛犬の姿は、家族の中で名物になっているかもしれません。しかしそんな微笑ましい姿の裏に、もしかしたら病気の影が潜んでいるかもしれません。きちんと愛犬の様子を見ながら、愛犬との生活を楽しんで下さいね。
                                                                                                                     (ワンペディアより)


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スウェーデンの動物愛護について

2019-11-29 14:31:51 | 日記
みなさん、こんにちは。

日本がペット後進国であると言われている理由が色々あります。たくさんの犬や猫が飼い主さんと幸せな生活を送っているはずなのに、一体なぜ日本はペット後進国と言われているのでしょうか?ここでは動物福祉の先進国であるスウェーデンの動物保護法から、その理由を紐解いていきたいと思います。

★飼い主が最低限知っておくべき、飼い方の規則

スウェーデンの動物保護に関する法律の詳細を担っているのは農業省です。その農業省から、飼い主向けに「犬に関する保護法について」という小冊子が出ているので、その最初のページに書かれている規則をご紹介しましょう。

〇犬をケージに閉じ込めて飼ってはダメ!
スウェーデンでは法律で、犬をケージに入れたまま過ごさせてはいけないことが決まっています。また、犬の居住スペースについても細かい規則が盛り込まれていて、例えば、体高25cm以下のチワワやヨークシャーテリアのような小型犬を飼養する囲いであれば少なくとも2平方メートル、3匹の小型犬を使用する場合は3平方メートルが必要とされています。

そのため、日本のペットホテルやペットショップで、狭いケージに入れられっぱなしの犬たちのことを考えると胸が痛みます。確かに日本ではスペースが足りない、という問題もありますが…!

〇犬は社会的な動物という考慮がされている
また、スウェーデンの法律では、犬に社会的な接触を与えることも義務付けられています。これは日本では見過ごされているケースも多いのではないでしょうか。

犬はもともと群れで生きる社会的な動物です。ならば社会的な接触を取ることは、彼らの習性の一つ。言葉を変えて言えば、彼らは生まれつき社会的な接触を望んでいるとも考えられます。

私たち人間も社会的な動物ですよね。もし、他の人との接触が剥奪された状態で、毎日長い間建物に閉じ込められたらどうでしょうか?
こんな風に考えると 「社会的コンタクト」がどんなに犬たちにとって大事な要素であるか、理解しやすくなるかもしれませんね。

〇お留守番も6時間までと決まっている
「犬に関する保護法について」の最初のページに書かれているわけではありませんが、犬のお留守番の時間も6時間が限度と法律で定められています。日中働いて家を留守にする人が多いスウェーデンの都市部には、なるほど犬のデイケアセンターが多く集まっています。
それだけでなく、犬の飼い主たちは友人同士の間でネットワークを作っていて、お互いの犬の預かり合いっこを頻繁に行なっています。
ちなみに私も長い間出かけるときは、できるだけ車で出かけて犬も一緒に連れていきますし、それが不可能な場合は家族や友人、恋人、元恋人まで人脈をフル活用して、犬を預かってもらう先を探します!

ちなみに、社会的な接触をする動物でいうと、馬に関しても同様な規則があります。馬も群れる動物ですので、決して一頭でポツンと過ごさせてはいけないことになっています。習性に反することを強いるというのは、結局その動物に精神的な苦痛を与えることになるからです。

〇飼い主が知っておくべき犬の飼い方

他にも色々な細かなことが小冊子には書かれています。以下は書いてあることの全容です。

□少なくとも一日2回は飼い主あるいは誰かが犬の様子を見ること。子犬あるいは病気や怪我をしている犬の場合は数回行うこと。

□社会的な接触を必ず与え、犬を満足させること。

□室内飼いをしている場合は、定期的に外に出して排泄をさせること。ただし、犬の歳や健康状態に適宜応じること。

□庭付きの犬舎で飼われている犬でも、必ず毎日外に出して犬舎外で排泄する機会を与えること。

□室内で犬を係留して飼ってはいけない。外でも2時間以上犬を繋ぎっ放しにしないこと。

□犬をケージに入れたままに過ごさせてはいけない(ドッグショー、競技会、トレーニング、狩猟、輸送の時は例外)


この6つの項目以外にも動物を保護するための法律は様々なものがありますが、中でも特に犬を飼う上で日常的に気をつけなければならないこと、犬の習性を鑑みて飼い主が守るべき最低限のことをリストアップしているのが、この6箇条なのです。

動物を飢えさせてはいけない、痛い思いをさせてはいけない、というのは規則として言われなくとも誰もがほぼ感覚的にわかることでしょう。しかし動物が気持ちよく生きていくにはそれだけでは足りず、各々の生き物が持つ習性についても考慮しなくてはなりません。

このような、意外と私たちが見落としがちな動物愛護の盲点の部分が、スウェーデンの動物保護法の基盤をなしていると言ってもいいでしょう。

〇生き物としての精神的な満足を

動物に対する精神面における思いやりというのは、多くのスウェーデンの犬飼い主の間で理解されていることでもあります。だからこそスウェーデンの飼い主たちは、犬に多くのアクティビティを与えようとします。お散歩の時間は1日平均1時間以上取りますし、トレーニングも盛んです。犬は嗅覚の世界に生きる動物なので、嗅覚を使わせるスポーツもします。これらは全て、犬の精神的な満足感を与えるためのものです。

〇日本の動物愛護法
日本の動物愛護法の基本原則にも、以下の一文が記載されています。

“人と動物の共生に配慮しつつ、その習性を考慮して適正に取り扱うようにしなければならない”

しかし一方で、東京都の福祉衛生局が出している飼い主への手引き書である[犬の飼い方]にはこうも書かれています。

“排泄を済ませてから散歩に出るような配慮も求められています”

これは前述したスウェーデンの「規則」の中の3番目の項目と、まさに正反対なことを言っている部分です。寝ぐらから出て周りの匂いを嗅いだりマーキングしたりするのは、犬にとっては自然な行動です。だからこそ、庭のついた犬舎に住まわせていても、せめて一日一度は外に出して、習性に応じた行動ができる可能性を与えようとしているのがスウェーデンの法律なのです。

日本にはたくさんの犬のケアやサービスに溢れている国だと思うのですが、もう少しこの「精神面」での犬の満足感について多くの人が注目をしてくれればいいと願っています。
                                                (以上、ワンペディアより)


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愛犬のお散歩の効果について

2019-11-25 10:23:43 | 日記
みなさん、おはようございます。

愛犬がいるご家庭では、日々ワンちゃんを散歩させていることと思
います。

その散歩ですが、3つの大きな意味合いがあります。


1.運動になる

お散歩の大きな目的の一つが運動であることは間違いありません。
もともと自然界では、犬は餌を求めて走り回っているので、お家に
ばかりいると運動不足になってしまいます。
お散歩による運動は、肥満の予防とそれによる糖尿病や関節炎など
のリスクを減らしてくれるだけでなく、ストレス発散のためにも大
切なのです。


2.新しい刺激によって社会性が身に付く

お家の中で暮らしている犬の場合、基本的には常に同じ環境の中で
生活しています。お散歩で外に行くと、知らない人や犬、車や大き
な建物など様々なものに出会いますよね。お散歩を通じて、様々な
ものを見たり、匂いを嗅いだり、音をきくことで、やがて慣れて問
題ないということを犬が理解できると、恐怖心も和らぎ、興奮した
り吠えたりすることがなくなるのです。人や物に慣れていないと、
動物病院やペットホテルを利用する時に怖がってしまいます。お散
歩は犬が外の環境に慣れる「社会化」に非常に有効なだけでなく、
毎日繰り返す日々の中で刺激になり、ストレス発散の効果も期待で
きます。


3.飼い主さんとのコミュニケーション

お仕事などで忙しい飼い主さんは、お家の中で一緒にいても愛犬
をかまってあげる時間が多くはとれませんよね。お散歩は愛犬が飼
い主さんと1対1でコミュニケーションを取れる貴重な場です。犬た
ちもただ歩ければ満足というわけではありません。飼い主さんと一
緒にお出かけできることがうれしいのです。スマホを片手にお散歩
をしているという飼い主さんは、愛犬とのお散歩の時間にはきちん
とコミュニケーションを取るようにしましょう。また、お散歩を通
して初めて愛犬の体調不良に気づくこともあります。「なんとなく
動きが遅いな」とか「足をかばっている」、「すぐに疲れてしまう」
などの異常は、普段の生活では見えにくいものだったりします。愛
犬の体調のバロメーターとしてもお散歩は役立ちます。
お散歩は犬のストレスを発散し、体調の管理をしてあげるためにも
重要なものです。飼い主さんは犬のお散歩の意味を理解し、犬もヒ
トも楽しく散歩ができることが理想です。(ワンペディアより)



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