１２月１日（土）～２日に日高町総合体育館で上記大会が行われました。
■結果■
鷹栖 ２－３ コラージョ（得点者：嵐椋、楠本悠）
鷹栖 ２－５ 泉野（得点者：嵐椋、楠本悠）
鷹栖 ２－５ ＹＥＬＬ（得点者：楠本悠、西田泰）
鷹栖 １－３ 泉野（得点者：嵐椋）
鷹栖 ０－６ 祝梅
■各コーチの感想■
＜長谷川コーチ＞
天候にも恵まれ、道路状況も良く、大きな事故や怪我もなく、無事に遠征を終えることができました。洗濯等の身の回りを世話をしていただいた、お母さん方に大変感謝いたします。ありがとうございました。また、帯同してくれた加藤節コーチ・川上コーチありがとうございました。
～良かった点～
・２日間とも緊張感を持ちながらも集中して試合に臨めたこと。
・リスタート等はいつもより早く感じた。（スピードあるプレーをしようすることも感じられた）
・ボールを取られたら取り返す等の意識も強かった。
・パスの後の動き直しもしっかり出来ていた。
・パスの連携も多く見られた。結果、パスで繋げて前へ攻めていくことが試合の中で多く見られた。
・首は良く振れていて、周りを良く見ていた。
～悪かった点～
・最大要因は「スピード」で負けた。
・相手の動くスピードについていけず、裏を取られることが多い。
・相手のパススピードが速く、対応しきれない。（広く、長く、速いパス）
・人と人の距離が短く、弱いパスで繋ごうとするので、カウンターを喰らってしまう。
・ディフェンスは足だけで取りに行くので、簡単に抜かれる。ただし、試合を重ねると少しずつ修正できる。
・自陣でのゴール付近では、プレーが雑になる。（よく周りを見ないでパス？なのかクリア？なのか分からないプレーをする）
～遠征中の出来事（ダイジェスト）～
◎１日目朝（出発）◎
ほとんどの子供達の眠たそうな顔、寝癖のついた髪の毛を見てまずは全員揃い一安心・・・。車に乗り込むと真っ先にゲームの音が・・・。出発して３０分くらいで「コーチ、酔ったぁ～」の声。（えっ！早っ！！）この先、吐かないか心配になりました。しばらく静かになったのも束の間、ワイワイ、ガヤガヤで信号で止まると、車が揺れる揺れる（笑）そんなこんなで長距離運転の嫌いな私でも子供達のお陰で一切眠気もなく目的地へ到着。ちなみに加藤進コーチは寝坊したらしく、集合場所に現れず慌てた声で電話が掛かってきました（笑）
◎宿泊所の様子◎
１日目の昼食のお弁当のボリュームがありすぎて、あまり夕食が進まず・・・。しかし、一部にはバカ食い、バカ飲み（色々なジュースを混ぜる）している子もいましたが、全体的に良く食べていました。オリエンテーションでは、他市町村からきたチームとの交流会があり、ゲームをして遊びました。最初は緊張のせいか、なかなか輪に入っていかないのも目立ちましたが、そこはさすが子供！すぐに解け込み、積極的に輪に入りたちまち会話も・・・。
自由時間（１９時３０分～２２時消灯）までは、ようやく自分たちの遊びと思っていたみたいですが、コーチの「宿題！」との声に子供達の残念そうな顔が。約３０分くらいは今日の試合の感想、明日の目標を書いてもらい、ミーティングを行いました。その後はみんなで入浴♪遊びたいせいか、みんな風呂から上がるの早っ！！やっと本当の自由時間（部屋での会話やゲームなど）を楽しみました。コーチとお母さん方の宴会も楽しかったです。ちなみに消灯時間は２２時ですが、集団になればそんな早い時間に寝るわけもなく、なんだかんだで一番遅く寝た子は２４時くらいでした。
◎２日目朝◎
６時起床でしたが、その前に起きて自分たちの布団をたたむ姿が多く見られ、大変感心しました。朝食ではこの後の試合がある事を知ってか知らずか案の定バカ食い・・・。「いや～食った食った～」の声に、この後の試合のことが心配に・・・。結果的に寝不足、朝食の影響は試合では感じられず、１日目と同様な試合ができ一安心。朝のつどいではキャプテンが全チームの前で立派に挨拶しました。
◎帰りの車◎
試合等の疲れもあり、車の中で寝る時間が長い方だったが、起きると１日目と同様に車内は・・・（笑）子供達の騒がしさのおかげで事故もなく無事に帰ることが出来ました。
＜加藤節コーチ＞
◎チームとして良かった点◎
しっかりボールをキープしてパスを繋げようという意識は高くなった。足裏でのコントロールやドリブル、キック等技術面でも向上してきている。
◎チームとして悪かった点◎
ボールを受けたら前へ向く癖は治っていない。チェンジオブペースが出来てない。ディフェンス時には、何でもかんでも取りに行っていて簡単にかわされてしまう。大きなポジションチェンジのやり方を考えて欲しい。「ゆう、やす、りょうへい、ちほ」で組んだ時と他のメンバーとの差が大きい。
◎個人の感想◎
◎りょうへい…ドリブルで一人二人はかわせる。真ん中に入ってきてクリアランスの受け手になるなど考えたプレーも見られた。「やす、ゆう」とも時折ダイレクトプレーがあった。相手を抜くドリリブルの出し所を考えていない。ディフェンス時は軽いプレーが多い。
◎たいせい…まあまあ無難に頑張っていた。クリアランスはあまり相手に渡すことなく済んでいた。シュートに対する準備が遅く予測が足りないと思う。（周りを見ていないということ）
◎ゆう…全体的に良かった。プレーに遊び心が欲しい。シュートの精度と動きの中での決定力を更に向上して欲しい。
◎やす…スピードに乗ったドリブルは中々止められない。エンドラインからでもゴールを狙える。但し攻めのパターンがそれだけになってしまう。ＤＦ時は奪ってからが落ち着かない。もう一息周りを見て味方を使って欲しい。（ゆうやりょうへいも同様）
◎ちほ…危険を察知する感覚はさすが。体の使い方も上手い。ちほが底に入ると一番安定する。落とされたボールを逆サイドへ振れない。
◎そうた…りょうへいのサブ的な使い方をしてしまったが無難にプレーできていた。底で使った時はまあまあ捌いていた。全体的にまあまあのプレーなので何か一つストロングポイントが欲しい。
◎わたる…当たり負けすることが多かったが頑張っていた。相手から逃げるキープができればパスセンスを生かせるのでは。
◎しゅうま…ボールコントロール（トラップ、タッチ）が適当になる。それが向上すれば面白い存在になりそう（トップ等で使うと）。
◎ひろと…ＦＰの時は無難にプレーしていた。あまり新しい発見がなかった。一つ一つのプレー（トラップ、パス、ドリブル等）を向上して欲しい。ＧＫ時はシュートに対する反応は良かった。クリアランスがカットされたり味方に繋がらないことが多かった。
◎しんご…久々だったけど周りと打ち解けてきていたように思えた。
＜川上コーチ＞
日高に参加していたチームはレベルの高いチームもそれなりのチームもおり、鷹栖は５年が主体のチームでしたが、レベルの差はさほど感じませんでした。簡単に言えばだいぶサッカーが様になって来たと思います。（技術がだいぶ身に付いて来た）強い相手にも大差で負けてはいませんでしたし、そうならなかった技術や判断も身に付いてきているように思いました。
味方がシュートした時にゴール前に詰める判断が遅い、シュートする選手以外のゴールに近い選手がわずかですが、ボールの行方を見てから詰めるから間に合わないと思う所が何度か有ったと思います。贅沢を言えば【シュートする選手が踏み込むモーションに入ったらゴール前に詰める速さ】が必要かなと思う所が有りました。
でも着実にレベルは上がって来てますので、コツコツとやれば来年の今頃は大変楽しみだなーと感じました。
