レディースデーで観ようと思ったら、
満員御礼で入れなかったこの映画。
リアルすぎて、気分を悪くしていた女性もいた。
こう言うのに弱い人は観ないように・・・と
言いたいところだけれど、観なくてはいけない映画です。
9.11同時多発テロ事件が起こったのは2001年。
あれからもう5年の月日が流れたのか・・・。
とは言え、あの衝撃的なニュースは脳裏に焼きついて離れない。
NHKニュースで流れていた
WTCからモクモクと煙があがっていたあの映像。
灰をかぶって全身真っ白になりながら、
かろうじて逃げ出せた人達、
愕然とWTCを見上げている人達・・・。
犠牲者の名前に知ってる人がいないか、
固唾を呑んで画面に張り付いていた。
今生きていたら、仕事のやり取りでメールぐらいは
交わしていたかもしれない人達がWTCで働いていた。
ニュースを見ながら足がガタガタ震えていたのを覚えている。
この映画に関しては、ネタバレもへったくれもないだろう。
あのニュースを見た人なら、誰もが知っている結末だから。
この映画は有名な俳優さんがひとりも出ておらず、
空港管制官役は、事件当事者を本人さん役で出すなど、
リアルすぎるほどのフィクションに仕上げている。
しかし、93機の搭乗者は全員死亡している。
交信記録や機内からかけた家族への電話など、
数少ない記録から、あの日あの時あの瞬間、
機内で何が起こったのかを詳細にリサーチし、
できる限り事実に忠実に作っている。
お陰で観ているこちら側も93機に乗り合わせたようだった。
地上では各地の管制センターが情報収集に奔走し、
アメリカ上空を飛んでいる4000~5000機に
空港閉鎖を伝え、国際線にもアメリカ進入に
ストップをかける。
だが、軍はスクランブル指令は出したが、
大統領と連絡がつかず、相手が民間機とあっては
もし誤報だった場合、自分達の取った行動が
正当化できないからと二の足を踏む。
確か、あの時、大統領は幼稚園だかを
視察していたんじゃなかったけ?
ガタガタと揺れる映像、
恐怖で小刻みに震えている女性の口びる、
機体が急激に落下し、その重力に床に叩きつけられる。
我々は、93機の乗客が犯人と戦って墜落したと言う
事実は知っていても、機内の中がどんな状況になって
いたかまでは想像できなかった。
あんな凄まじい事になっていたのかとは思わなかった。
例え、それが作られたものであっても。
結末はわかっているとは言え、
最後は歯に力が入り、両足を突っ張って観ていたほど、
緊迫感溢れる映像であった。
自分が93機に乗り合わせたとして、
あの状況下で何ができたであろう・・・。
ただ泣き喚いてパニック起しているだけだと思う。
勇敢に犯人と戦った彼らの勇気に敬意を表する。
この作品と共に、二度とあってはならない、
起させてはならないあの事件を風化させないためにも、
これから公開される『ワールド・トレード・センター』も
見逃す事はできない。
ユナイテッド93 - 公式サイト
ユナイテッド93 - goo 映画
あの後、世界が大きく変わってしまいました。
当日、姉より連絡が入り、テレビを付けてから翌日までテレビから離れられず、PCでは最新情報を必死になって得ようとし、ラジオではEagle810を流しっぱなし―放心状態で、議員達が誰からともなく"God Bless America"を歌い出したとき、初めて緊張の糸が切れたのか、涙が一揆に噴出した・・・・
その後1年以上精神的に立ち直れずにいながら、決して忘れることはないしできないものの、「現実」を見る勇気がないのか、以後NYにも近寄らず、この映像を見るとあの日に戻ってしまうのでなるべく触れないようにしている私です。
出張で実際にWTCで勤務をし、知人も少なくない中、やはり当日から必死に安否を心配し、幸いながらも皆無事ではありましたが、やはりあまりにも衝撃的な真相はあまりにもシュールです。
WTCが崩壊した瞬間、何だか私もそこに居るような疑似体験をし、頭の中の目の前が灰で覆われる景色、同時に"NOOOOOOOO------!"としか思えませんでした。
卑怯かもしれません。現実を見ることができない臆病かもしれません。しかし、私はこれを映像として見ることは・・・できません。
先日、Threnody(悲歌)という題名の9.11をテーマ(?)にしたダンスを観ました。圧倒され、心動かされ、途中から涙が止まらなくなりました。
現実に起こったことを見せながら、今の状態の「目には目を」的な行動ではなく、純粋に「それでも人間に希望はある」(どちらの側も)、というメッセージは映画でも込められていると思いますが・・・
私よりししょーの方がWTCには知り合いさんが
多くいらっしゃった事でしょう。
安否確認のテロップには、ホントに心臓バクバクさせられましたね。
あれから高いビルを見上げるたび、
ここにヒコーキが突っ込んできたら・・・と
思うようになりました。
ビルの中で仕事をしていても、
地下鉄に乗っていても、
どうやったら自分のみを守れるか!
また改めて考えさせられました。
風化させちゃいけない事件ですよね。
もうあんな悲惨な映像は目撃したくない。
アメリカ政府の「93便は墜落した」という公式見解を基にしてますが、この事件は日本の新聞・テレビが隠している? 事実が沢山あるようですね。最新の米・世論調査では約4割の人が政府の9/11への関与を疑っています…。
「2001年9月11日にはテロは起こっていない・・・」とする、22歳のディラン・エイブリー監督が百万円以下で自主制作した、9.11 ドキュメンタリー「Loose Change=ルース・チェインジ」が全世界で波紋を広げてますが、既に二千万人以上がネットで観て話題です。
いまアメリカ国内では「9.11真相解明運動」が高まっていて、5年目を迎えるまさに今、NYで真実運動派の4日間のイベントも行われてます。又、5周年に合わせ、世界12カ国のTVで「LC」が放映されるという情報も。
英語版なら色んな場所から、2弾=完全版を無料でダウンロードできます。グーグル版は「911 cover up」410MBと、著作権対策の「Recut」827MB。ZIPの「DVDripConCen」のSRTがグーグル版英字幕。詳しくは検索で。観ると目から鱗が落ちるかもしれません。真実に関心があればお薦めします。
http://www.wa3w.com/911/index.html
http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/story/?story_id=1461254
http://www.youtube.com/watch?v=ewvMBRZiM9g
http://www.loosechange911.com/download/trailer.wmv