お風呂場で人が倒れた(゜o゜)

スポーツクラブのバスルームでの出来事。

シャワーブースで頭を洗っていると、
外でプール会員のおばちゃま達のだみ声が響いた。
同時に数名の声がしたので、
また再会（ほとんど毎日いらっしゃってるとは思うけど・・・）を
祝っているんだろうぐらいにしか思っていなかった。

湯舟に浸かると、先に入っていたおばちゃま達が
おばさんＡ：「今の人、大丈夫かしら～？
　　　　　　　　も～とっさの事で足がすくんだわ。」
おばさんＢ：「○○さんは身が軽いから、さっと抱き抱えられたのよ。」
おばさんＣ：「私、しばらく動かないから様子がヘンだと
　　　　　　　　見てたんだけど、立った時には顔が真っ白！！」
おばさんＢ：「そうそう。立ち上がった時はフラフラしてたもの。」

おばさんＤがバスタオルを巻きながら、脱衣所から戻ってきた。
おばさんＣ：「○○さん。あの人、大丈夫？」
おばさんＤ：「もう気がついたから大丈夫でしょ。
　　　　　　　　さっきは完全に気絶してたもの。」
おばさんＡ：「○○さんが抱き抱えてくれなかったら、
　　　　　　　　あの人、顔から倒れてたわよ！」
おばさんＤ：「あまり見ない顔だったわね、彼女・・・。」

どうやらどなたか、貧血で倒れたらしい。

脱衣所を覗いたら、数名のおばちゃま達に囲まれて、
敷きマットの上に若い女性が座っていた。
スタッフにお水を飲ませてもらっているところだった。

おばちゃま達の会話をまとめると、
その倒れた彼女はシャワーブースの中からヘンだったらしい。
ず～っと椅子に座ったまま、しばらく動かなかった。
ブースから出てきた時には、すでに顔色が悪かったが、
よせばいいのに、湯舟に浸かったらしい。
バスタブの淵に腰掛け、しばらくじっとしていたが、
立ち上がって数歩目でクラクラクラ～。
湯船に浸かりながら、その様子を見ていたＤさん達が
とっさに湯舟から飛び出し、倒れそうな彼女を支えて、
大事に至らなかった。ようである。

うちのスポーツクラブは常連さんばっかだし、
たまぁ～にそう言う倒れたりする人もいるから、
そう言う時の対応は、むしろスタッフよりおばちゃま達の方が
手際よく応急処置できちゃう。

おばさんＤ：「誰か”バスタオル、持ってきて！”なんて
　　　　　　　　叫んでいたけど、まず足を高くして横にさせる事が
　　　　　　　　いちばんなのよ！」

おばちゃま達は頼もしい
いざと言う時のために、彼女らを敵に回してはいけない。 教訓！