まーじょのつぶやき

まーじょの気まぐれ日記
B'z、BonJovi、トンにEXILE。
興味のあるもの、本音でトークします!

先輩が亡くなりました。

2014-02-02 20:54:43 | 今日の出来事

入院していた先輩が亡くなりました。

亡くなって数日経ちますが、今も亡くなった・・・と言う実感が薄いです。

お正月が明けて、お見舞いに行った時は、おしゃべりもできて、(口だけは)
お元気そうだったのですが、その後に行った時には「頭が痛いから」と言う、
ご本人のご意向で会ってもらえませんでした。

それから数日後、先輩の身の回りのお世話をして下さっていたご友人さまから
「意識がなくなった」と連絡を頂き、様子を見に行った時には、
脳内で出血が始まり、脳圧が上がって昏睡状態になっている。との事。

病院と先輩の約束で執拗な延命措置はしないと言う事で、栄養と吐血剤の点滴だけ。
スースーと寝息を立てて寝ている姿は、苦しそうには見えませんでしたが・・・。
リハビリも拒否し、「もうこんな身体で生きていたくない」と言っていた先輩でしたから、
頑張って!と言う言葉はかけられず・・・。
ただただ痛みなく、寝ていられる事だけを祈って帰ってきました。

先輩が亡くなったのは、その翌日。

「今さっき、病院から連絡があって亡くなった・・・」と電話を頂き、
取るものも取り敢えず、病院に向かいました。

私が病院に着いた時には、すでに先輩の亡骸は地下の霊安室に移されていました。
面会時間はとっくのとうに過ぎた夜間出入口しか開いていない時間だったので、
霊安室も施錠されていて中に入れず。カギを開けて頂くのに30分程待たされました。

病院の霊安室に行くのは、初めての経験でした。

亡くなって数時間しか経っていないのに、病院ってそう言うモンか・・・と思ってしまいましたが、
後で知ったのは、病院のお仕事は患者さんの病気を治す事で、
亡くなった後は葬儀屋さんのお仕事になると言う事。

夜間は警備員さんも少ないだろうから、30分もかかるんだ・・・と思いながら、
看護婦さんから声かけしてくれるのをナースステーション近くの廊下で待っていたのですが、
そうではなかったのです。

カギを開けて下さったのは、警備員さんでもなく、病院職員さんでもなく、
礼服っぽい背広を着た、いかにも葬儀屋さん・・・と言う出で立ちの男性。
30分の間に、病院に出入りしている葬儀屋さんがご遺体や場所の準備して
くれていたのです。そこはすごいな!と思いました。

ドラマの見過ぎかもしれませんが、時間も時間だったし、親族でもないし、
棺桶ぐらいの大きさのステンレス製の冷蔵庫みたいなところから白い布に覆われて
出てくるのか?と思ったら、全然違っていました。

ピンクのガウンを着て、ベッドの上に寝かされていた先輩は、薄いピンクの口紅が
施されたエンゼルメイクのお陰もあってか、前の日に見たまんまの先輩の寝顔でした。

ステンレス製の冷蔵庫みたいなところから出てきていたら、ショックすぎて、
その夜は眠れなかったと思いますが、葬儀屋さんの計らいで、かわいい寝顔の
先輩にお別れを言う事ができました。

順番的には、うちの両親の方が先のはずで、先輩には元気になって退院して欲しかったですが、
先輩にはご家族もご親戚もいらっしゃらないので、どこかしらかに後遺症が残って、
健康体には戻れないとしたら・・・と思うと、これでよかったんだろうと思います。

入院⇒緊急手術されて、きっちり2ヶ月目でした。今思うと、あっけなかったかもしれませんが、
場所が場所だったら、孤独死になっていてもおかしくないところを病院で倒れられた事。
意識があるうちにいろいろ最後の準備ができた事。
先輩のご友人さまがとても良い方で、動けない先輩の代わりにソーシャルワーカーさんとの
話し合いや手続等々に東奔西走されていた事。
看護婦さんの話では、苦しまずに、最後はすーーーっと静かに息を引き取られた事。
は、ラッキーだったと言えましょう。

異端児と呼ばれた新人の私に仕事のノウハウを教えて下さったのは
誰でもない、この先輩でした。
世間知らずで失敗も数知れず・・・先輩を怒らせた事も多々ありましたっけ。

残念な結果となってしまいましたが、先輩が楽になれたのなら、それに越した事はありません。

長い間、お世話になりました。
お疲れさまでした。


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4 コメント

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残念でしたね (yunhi)
2014-02-02 21:46:20
家族も ご親戚もいらっしゃらなくても
こうして 亡くなられたことを悼んでくれる方がいるのは
先輩と まーじょさんのご縁あればこそですね。

ご冥福をお祈りいたします。
返信する
Unknown (うっちー#2)
2014-02-03 16:37:21
人の死はかなしいものですね。
人は人のなかにだけ生き続けることができて
そしていずれほんとうにいなくなるときがきますね。
いい年になってしみじみと生きるということを
考えたりします。
ご冥福をお祈りします。
返信する
yunhiさんへ (まーじょ)
2014-02-04 01:01:17
yunhiさん、こんばんわ。
最後まで先輩の身の回りのお世話をして下さっていた
ご友人が先輩のマンションで何年か前の我々の年賀状を
見つけて、連絡を下さいました。
そう言うご友人がいたって事も、先輩にとっては財産だったと
思います。
ちょっとでも寂しさを紛らわすことができていたら、
本望なんですけど・・・。
返信する
うっちー#2さんへ (まーじょ)
2014-02-04 01:05:14
うっちー#2さん、こんばんわ。
だんだん年を重ねてきますと、いつ何が起こってもおかしくないですからね。
って事を強く感じるようになりました。
誰かを見送り、そして自分も誰かに見送られるんだな~と
思うと、わがままばっかりしてちゃいかんな!と反省しますね。
この世に未練を残さないように、しっかり生きなきゃダメですね。
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