アバター ３Ｄ

これまた３Ｄ作品の『アバター』。
３Ｄメガネにも慣れてきたとは言え、どうも外人仕様みたいで、
平坦な顔、低い鼻のアタクシには、ちと柄が長い。
観ているうちにずり落ちてくるのが難点ですね。

ネタばれ注意報発令

＜あらすじ＞
下半身不随になり、車いす生活を送る元海兵隊員ジェイク
（サム・ワーシントン）は、衛星パンドラで実行される
”アバタープロジェクト”への参加を要請される。
その惑星にしか存在しない希少鉱石を求め、
開拓に着手していたのだが、酸素がないため活動が不自由であった。
また、そこに住む原住民のナヴィ族の存在が開拓を妨げていた。

そこで人類は、パンドラの住人と人間の遺伝子から造られた
肉体にリンクする事で、息をのむほどに美しいその星に
入り込むことができるのだ。

そして、ジェイクは人間とナヴィ族のハイブリッドである
アバターに変化を遂げ、不自由な体で単身惑星の奥深くに
分け入って行く。
慣れない土地で野犬に似たクリーチャーに襲われていた彼は、
ナヴィ族の王女ネイティリ（ゾーイ・サルダナ）に助けられる。

そこで様ざまな発見と思いがけない愛を経験した彼は、
やがて一つの文明を救うための戦いに身を投じていく。

ストーリーはわかりやすいでしょう。
人類の身勝手がゆえ、惑星パンドラに存在する希少鉱石を得るため、
半身不随の主人公ジェイクがナヴィ族との人造人間にリンクして
ナヴィ族に潜入し、王女ネイティリと恋に落ちる・・・。
って時点で、彼がどうなるかは見えたも同然。

科学者であるグレース博士（シガニー・ウィーヴァー）も
別目的でその”アバタープロジェクト”に参加していて、
ナヴィ族に英語を教えている・・・。
共存目的なんだろうけど、英語を教えるって支配じゃないの？

映像的には、今まで観た３Ｄ映画の中では、
いちばんスケールが大きかったかな～。
ＴＤＳ”センター・オブ・ジ・アース”の不思議な発光植物の
キレイさ加減に、映画『スターウォーズ』の宇宙船の
スケールのデカさを足した感じかしら？？
とにかく奥行きがあって、遠くのモノがより遠くに見える。
デカ～い！広～い！ワイドーーー！って感じ。
惑星パンドラの美しさは必見でしょう。

あ、でも・・・。ＴＤＬのアトラクションで飛んでくる石や
鼻水を思わずよけてしまう！って言う行動はなかったな。

その美しい惑星を人類は戦略しようとするんですわ。
邪魔なナヴィ族さんにうまい塩梅に立ち退いてもらおうと、
姑息な手段でだまそうとするのよね。
人類のエゴですわな。
それに気づいて反旗を翻すのが主人公達、ありがちデス。

その昔、先住民であるインディアンを追いやって、
大陸を開拓していっちゃったの未来版ですかね～。


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