音がつなぐ人と大地

北海道オホーツクを拠点に活動する
フルートとギターによるユニット「ホラネロ」が綴る
くらしと音楽。

天国で聴いてもらう、ということ

2011-05-26 | 旧・笛吹きダイアリー
マッキーです。
ローマ3部作の演奏会に聴きに来て下さった皆様、ありがとうございました。
おかげ様で大成功のうちに幕を下ろしました。

さて今日は、ちょっとションボリなのですが、この出来事は、書き留めておきたいと思います。



週明けに、幼なじみのKさんの母上が、天に召されました。

難病と闘って頑張り抜いたこの親子のために、今朝、仕事場のホールの片隅でG線上のアリアを録画し、メールに添付してお送りしました。

母上、病床でいつも私が所属しているカルテット・ペピモンのCD「ジャパネスク」を聴いてくれていたそうです。

実は、Kさんと、もうひとりの幼なじみSさん、私の3人は小学生の頃フルートトリオを組んでいました。アンサンブルコンクールの全道大会で金賞を受賞した事もあります。
Kさんは今は楽器に触れる機会は無くなってしまいましたが、母上は、「ジャパネスク」を聴いては子供の頃のKさんを想い出していたそうです。

亡くなる直前に、痛みが増すとこう言っておられました。「万喜ちゃんのCDをかけて。あれを聴くと痛みがやわらぐの。」


音楽やってて良かった。ペピモンに参加できて良かった!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


私は残念ながら葬儀には参列できませんでしたが、もう一人の幼なじみのSさんとメールのやりとりをしながら、その様子を手に取るように教えてもらっていました。

私達3人の意志で、出棺の際には、いつも聴いてくれていた「ジャパネスク」を一緒に入れてもらいました。

今頃きっと、天国で聴いてくれていると思います♪




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3 コメント

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Unknown (ひご)
2011-05-27 08:03:16
望外の喜びです。
有り難うございます。
ご冥福をお祈りします。
返信する
Unknown (Unknown)
2011-05-27 08:37:03
G線上のアリアお友達のお母様の心をとても、とても和ませてくれたと思います。家族がお母様を亡くして悲しんでいる姿を見て、心を痛めておられたと思いますから。

私は、そのお母様の事は知りませんが、それでも、「天国で、痛み知らずでフルートの音色を聴いてのんびり楽しい時間をすごしてください」と言いたいです。

ご冥福をお祈りします。
返信する
お二人とも、ありがとうございます (マッキー)
2011-05-28 20:09:36
>ひごさん
ひごちゃんのパワーに改めて脱帽です。
わたしは勝手に、これこそひごちゃんが創りたかった音楽の有様なのでは?と思いました。

>クッキーさん(ですね?)
mixyにもコメントありがとうございます。「ルチア」というクリスチャンネームで、旅立ったそうです。光、という意味。きっとご家族に毎日降り注いで会いに来てくれるでしょうね。
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