自分のペースで走ろうや

人・音楽・仕事 をテーマに 歩いてきた道程や、ふと思う事 

「縁会」 in 箱崎水族館喫茶室

2013年03月03日 | 音楽
FolkVillegeでお会いした、鈴木ゆう さんが企画・主催される、「縁会」に
出演させていただきました。(開催は2013年3月2日)

出演者は、熊本でコンサート活動をされているソプラノ歌手 有田久子さんを
はじめ、ピアノ演奏、オペラ歌手の方々、そして、ソプラノ歌手 鈴木ゆう さん
で、
皆さんの演奏を素晴らしい音色のピアノで、堪能しました。

**みなさんマイクを使わずに声を楽器として奏でておられました。

ボサノバのNOVA ERAさんが唯一、近いジャンルで、安心しましたが、
あきらかにフォークシンガー松尾は浮いておりました。

みなさん暖かく、MCにもレスポンスいただき、只々、ありがとう。。。です。

打上げで、有田久子さんとお話しをする機会があり、久しぶりに目から鱗が落ちました。


それは、発声の話。。

あかちゃんの様に声を出すことを目指して今も追及しておられる。 と。。。。

 あかちゃんは鳴き声でうったえることができる。
 無欲で感情のままに泣いているから人々の心に響く。
 この発声ができると、ah~ という言葉だけで、喜びや悲しみを表現できる。

というお話。

実際に目の前で、2種類の ah~ を歌っていただいたところ、違いがわかりました。
す、すごいです。

言葉で感情を表現しようとしているアプローチとは根底から違う。
口を大きく開けないで、下半身に向かって声を響かせて歌っている。
声を楽器に変えるとはこういうことなんだ。。。と気付きをいただきました。

有田さんは、喜び、と、悲しみ、だけでなく、
悪い歌い方といい歌い方とも歌ってくださいました。

悪い歌い方を聞いたとき、
「MAY」のギタリストMさんが言っておられた、
「口先だけでウマぶって歌うな。」という言葉が頭のなかで回帰しました。

いい歌い方を聞いたとき、
心に音が響きました。

世の中には、すごい人がいるもんです。

~NOVAERAのお二人ともゆっくり話ができて良かったです。

凄い、人と人との「縁」を感じる、会でした。





コメント
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