artのしおり

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第45回二元展

2006-07-10 | 展覧会感想
東京都美術館での公募展
というものに久しぶりに行った。

学生時代や卒業すぐの頃は公募展というのは、
その審査にとおるかどうかが重要で、それはまるで大学入試の続きのように思え
とても抵抗のある存在だった。

その頃はそれでも、先生や先輩の出している公募を見て
だれそれが今年は入選したとか、あんなのがのさばっているところには出したくない。
とか、かってに思っていたのだが、

今回見に行った二元会というところがとても良いところなのかどうか?
比べることが出来ませんが(最近ほんと公募展は見ていないので)

前のように私が思っていたのは間違いだったように思えた。
もちろん審査はあるし、賞もあるのだが
それよりも、同じ志をもった方々が集まって、自分のがんばりを、また仲間がいることを確認する場なのだと感じた。
審査は最低基準や、傾向を見ているのだと思いたい。

しかし、
どの作家も完成度が高く、個展を見に行ったならじっくりみることが出来そうだが
あの場で一つ一つの作品をじっくりみるのはつらいなぁと思った。
やっぱり、無関係者が作品を楽しんで見る場というよりも
専門家の集いという場所なのだとやっとわかった。
そう考えると公募展の会に属してみるというのも仲間作りという面ですばらしいのだろうなぁ


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